2016.02.06
Go!プリンセスプリキュア完結・1年間ありがとうございました
Go!プリンセスプリキュア最終回放送から時間が経ってしまいましたが、私も最後まで見ていました。
何よりもまず、作品の制作に関わられた皆様、また様々な立場で作品を支えてきて下さった皆様には、素晴らしい作品を1年間楽しませて頂いたことに対し、とても感謝しております。本当にありがとうございました。
ゆっくりと1話1話、登場人物1人1人の感想、思い出を書くことは出来ませんが、次作の放送開始前にほんの少しだけ作品を振り返っておきます。
・
いきなり敵方の話になりますが、ディスピア様は最後まで禍々しい、非人間的な存在として描かれていました。
一方、クローズさんは第1話からしばらく小物の悪役といった印象でしたが、途中でまさかの復活を果たし、最後はディスピア様から全てを託され、絶望の象徴にまで上り詰めました。
主役である春野はるか・キュアフローラと戦い続けた彼には、強い魅力を感じます。
その最後さえ、戦って倒されるでもなく、改心したり浄化されたりということもなく、夢の象徴であるキュアフローラとの対立を終えぬまま立ち去ったというのも、なかなか味のある終わり方だったのではないでしょうか。
・
プリキュア側としては、私は天ノ川きらら・キュアトゥインクルが特に印象に残りました。
強気である意味自分本位な性格にも思える人物でしたが、それは夢への強い拘りからきたものではなかったでしょうか。
「Go!プリンセスプリキュア ボーカルアルバム1 」に収録されている彼女のキャラクターソング「ハイエンド・スター」の歌詞には、“努力は夢への愛の証”という一節があります。
モデルとして輝く姿を目指す彼女は、逃げたり誤魔化したりせずに努力を続けてきました。
特に私の記憶に残っているのは、彼女がボアンヌの提案に乗ってフランス行きを決めたエピソードです。
彼女は決して友人達と過ごす日本での生活を軽視したわけではなく、夢を目指すために自分が進むべき道を自分で決めただけでした。
彼女が夢を叶えるには100%の力を尽くさなくてはなりませんが、そのためにプリキュアとしてありたい姿を諦めるのではなく、200%の力を出してやるべきことをやり切る。実際彼女は事前に宣言した通り、フランスに行く時までにディスダークとの決着を付けました。
彼女の様なパワフルな人生の歩み方は容易に真似できるものではありませんが、だからこそ憧れの気持ちを抱かせます。
それはまさしく彼女を象徴する、輝く星の様だったと思います。
・
最後にこの作品の主人公であった春野はるか・キュアフローラについて。
彼女はカナタ王子や家族、ノーブル学園の教員、友人達など、周囲の人達に支えられ、見守られ、さらにはクローズという良きライバルとの戦いを通じて成長してきました。
しかし彼女が自身の望む自分を徐々に確立し、グランプリンセスにまでなることが出来たのは、何よりも彼女自身が夢を持っていたからでした。
再び「Go!プリンセスプリキュア ボーカルアルバム1 」の収録曲ですが、「Dreamin' Bloomin'」という彼女のキャラクターソングでは
“ねえあなたが夢見てくれたから 今こんなに幸せ笑顔満開”
という一節がありました。
彼女はきららと比べれば自信家でもなく、当初は自分自信が大きな夢に見合った存在なのか不安を感じていた様子が見られました。
それでも夢を見て、その夢を目指して進んでいくうちに、気付けば少しずつ憧れの自分になれていたのではないでしょうか。
・
この作品は登場人物の夢を目指す姿とその輝きを通して、本当によく夢の素晴らしさを描いていたと思います。
こんなに夢に溢れた作品を1年間楽しむことが出来て、私も幸せでした。
作品の最後には、大人になったと思しきはるかが、幼いころの自分を思わせる少女を見つめる姿がありました。
少女の姿は、作品を見続けてきた小さい子供達を思わせます。現実に繋がる形で、夢が受け継がれていく物語とは、素敵ですね。
そしてキュアフローラは、次の作品「魔法つかいプリキュア!」のキュアミラクルに笑顔でバトンタッチします。
1年間楽しませてくれたキュアフローラが紹介してくれるわけですから、安心して次の作品に向き合うことが出来ます。
寂しさは感じますが、プリキュアシリーズとしては、とても正しく良い終わり方ではないでしょうか。
強く優しく美しいプリンセスの皆さん、春の映画で再会するその時まで、ごきげんよう。
プリンセスプリキュア第1話感想
「な ん で だ よ 」から漂うクローズの小物感。まさかあいつがあんなになるなんて。
第1話を観た時が懐かしく思い出されます。
何よりもまず、作品の制作に関わられた皆様、また様々な立場で作品を支えてきて下さった皆様には、素晴らしい作品を1年間楽しませて頂いたことに対し、とても感謝しております。本当にありがとうございました。
ゆっくりと1話1話、登場人物1人1人の感想、思い出を書くことは出来ませんが、次作の放送開始前にほんの少しだけ作品を振り返っておきます。
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いきなり敵方の話になりますが、ディスピア様は最後まで禍々しい、非人間的な存在として描かれていました。
一方、クローズさんは第1話からしばらく小物の悪役といった印象でしたが、途中でまさかの復活を果たし、最後はディスピア様から全てを託され、絶望の象徴にまで上り詰めました。
主役である春野はるか・キュアフローラと戦い続けた彼には、強い魅力を感じます。
その最後さえ、戦って倒されるでもなく、改心したり浄化されたりということもなく、夢の象徴であるキュアフローラとの対立を終えぬまま立ち去ったというのも、なかなか味のある終わり方だったのではないでしょうか。
・
プリキュア側としては、私は天ノ川きらら・キュアトゥインクルが特に印象に残りました。
強気である意味自分本位な性格にも思える人物でしたが、それは夢への強い拘りからきたものではなかったでしょうか。
「Go!プリンセスプリキュア ボーカルアルバム1 」に収録されている彼女のキャラクターソング「ハイエンド・スター」の歌詞には、“努力は夢への愛の証”という一節があります。
モデルとして輝く姿を目指す彼女は、逃げたり誤魔化したりせずに努力を続けてきました。
特に私の記憶に残っているのは、彼女がボアンヌの提案に乗ってフランス行きを決めたエピソードです。
彼女は決して友人達と過ごす日本での生活を軽視したわけではなく、夢を目指すために自分が進むべき道を自分で決めただけでした。
彼女が夢を叶えるには100%の力を尽くさなくてはなりませんが、そのためにプリキュアとしてありたい姿を諦めるのではなく、200%の力を出してやるべきことをやり切る。実際彼女は事前に宣言した通り、フランスに行く時までにディスダークとの決着を付けました。
彼女の様なパワフルな人生の歩み方は容易に真似できるものではありませんが、だからこそ憧れの気持ちを抱かせます。
それはまさしく彼女を象徴する、輝く星の様だったと思います。
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最後にこの作品の主人公であった春野はるか・キュアフローラについて。
彼女はカナタ王子や家族、ノーブル学園の教員、友人達など、周囲の人達に支えられ、見守られ、さらにはクローズという良きライバルとの戦いを通じて成長してきました。
しかし彼女が自身の望む自分を徐々に確立し、グランプリンセスにまでなることが出来たのは、何よりも彼女自身が夢を持っていたからでした。
再び「Go!プリンセスプリキュア ボーカルアルバム1 」の収録曲ですが、「Dreamin' Bloomin'」という彼女のキャラクターソングでは
“ねえあなたが夢見てくれたから 今こんなに幸せ笑顔満開”
という一節がありました。
彼女はきららと比べれば自信家でもなく、当初は自分自信が大きな夢に見合った存在なのか不安を感じていた様子が見られました。
それでも夢を見て、その夢を目指して進んでいくうちに、気付けば少しずつ憧れの自分になれていたのではないでしょうか。
・
この作品は登場人物の夢を目指す姿とその輝きを通して、本当によく夢の素晴らしさを描いていたと思います。
こんなに夢に溢れた作品を1年間楽しむことが出来て、私も幸せでした。
作品の最後には、大人になったと思しきはるかが、幼いころの自分を思わせる少女を見つめる姿がありました。
少女の姿は、作品を見続けてきた小さい子供達を思わせます。現実に繋がる形で、夢が受け継がれていく物語とは、素敵ですね。
そしてキュアフローラは、次の作品「魔法つかいプリキュア!」のキュアミラクルに笑顔でバトンタッチします。
1年間楽しませてくれたキュアフローラが紹介してくれるわけですから、安心して次の作品に向き合うことが出来ます。
寂しさは感じますが、プリキュアシリーズとしては、とても正しく良い終わり方ではないでしょうか。
強く優しく美しいプリンセスの皆さん、春の映画で再会するその時まで、ごきげんよう。
プリンセスプリキュア第1話感想
「な ん で だ よ 」から漂うクローズの小物感。まさかあいつがあんなになるなんて。
第1話を観た時が懐かしく思い出されます。

2015.11.29
感想:Go!プリンセスプリキュア第42話「夢かプリキュアか!?輝くきららの選ぶ道!」
2015.10.11
感想:Go!プリンセスプリキュア第36話「波立つ心・・・!みなみの守りたいもの!」
久し振りにプリンセスプリキュア本編の感想です。
ディスピアのもとに残り、安否不明となっていたカナタ王子が近くにいることを確信したはるはる達。
しかしどうやって探しましょうか。
みなみん「落ち着きなさいはるか、外はもう暗いわ。それに闇雲に探しても簡単には見つからないわよ。」
まこぴー「そうね。」
ディスピアのもとに残り、安否不明となっていたカナタ王子が近くにいることを確信したはるはる達。
しかしどうやって探しましょうか。
みなみん「落ち着きなさいはるか、外はもう暗いわ。それに闇雲に探しても簡単には見つからないわよ。」
まこぴー「そうね。」
★後半感想を追記しました★
大切なことなので最初に書きますが、次回登場予定のキュアスカーレットに誰が変身するのかは、まだ明かされてません。
もちろん結果は見えていますが、一条蘭子や七瀬ゆいが4人目のプリキュアになる夢を見るのは次回放送前までってことです。
※このエントリーは当初前半部分の感想のみの予定でしたが、
後半感想も追記することにしました。
大切なことなので最初に書きますが、次回登場予定のキュアスカーレットに誰が変身するのかは、まだ明かされてません。
もちろん結果は見えていますが、一条蘭子や七瀬ゆいが4人目のプリキュアになる夢を見るのは次回放送前までってことです。
※このエントリーは当初前半部分の感想のみの予定でしたが、
後半感想も追記することにしました。
2015.06.14
感想:Go!プリンセスプリキュア第20話「カナタと再会!?いざ、ホープキングダムへ!」
今回でプリキュアシリーズ放送通算555回だそうで、OP冒頭ではプリンセスプリキュアの3人による記念コメントもありました。
プリキュアシリーズの各作品を楽しんできたのはもちろんのこと、公式・非公式の様々な関連イベント等を通じて多くの方に出会えたことは、私にとって本当にありがたいことでした。
関係者の皆様、おめでとうございます。
そんな記念すべき回は、3人がホープキングダムに(意図せず)乗り込むという急展開でした。
プリキュアシリーズの各作品を楽しんできたのはもちろんのこと、公式・非公式の様々な関連イベント等を通じて多くの方に出会えたことは、私にとって本当にありがたいことでした。
関係者の皆様、おめでとうございます。
そんな記念すべき回は、3人がホープキングダムに(意図せず)乗り込むという急展開でした。
2015.06.09
感想:Go!プリンセスプリキュア第19話「はっけ~ん!寮でみつけたタカラモノ!」
第17話の感想を書いていましたが、どんどん放送が進むので最新19話の感想を先に書きます。
(すみませんが、17話は余裕があれば後でアップします→アップしない可能性も…)
そろそろプリンセスプリキュアも前半の山場が近い時期、一度これまでの3人の成長を振り返る回だったでしょうか。
(すみませんが、17話は余裕があれば後でアップします→アップしない可能性も…)
そろそろプリンセスプリキュアも前半の山場が近い時期、一度これまでの3人の成長を振り返る回だったでしょうか。
2015.04.26
感想:Go!プリンセスプリキュア第13話「冷たい音色・・・!黒きプリンセス現る!」
2015.04.12
贈る言葉:Go!プリンセスプリキュア第11話「大大大ピンチ!?プリキュアVSクローズ!」
クローズさんはキュアフローラが誕生したことを、強く恨んでいた。それが印象的でした。
もちろん逆恨みなのですが。
「プリキュアがいなければ思い通りになっていたのに」というのはシリーズ過去作の悪役にも言えることですが、そのキッカケを作ったのはクローズさんな訳で、そこから挽回しようと何度も出撃しては事態を悪化させていったのでした。
キュアマーメイド、キュアトゥインクルと次々プリキュアを増やしてしまった。
マーメイドの弱点を見つけても、仲間が助けに来て倒すことが出来なかった。
撤退数ばかり増えていき、ディスピア様への申し開きも出来なくなっていった。
全部キュアフローラのせいだ。
「迷惑な夢だぜ 、もうなったんだから満足だろ!」
彼にとってプリキュア達の夢なんてどうでも良かったはずです。
そんなもののために、彼は自身の夢?を叶えることが出来なくなっていたのです。
・
ディスピア様とクローズさんの関係性がどの様なものだったのかは、十分には分かりません。
しかし彼女は成果を残せない彼に、彼の想いを尊重して最後までチャンスを与え続けました。
最後はディスピア様自らの力を使い、プリキュア達を絶望の空間に閉じ込めるというサポートまでしました。
それがプリキュアを倒す目的のためだったのか、クローズさんへの優しさがさせたことだったのかは分かりません。
一方のクローズさんの往生際の悪さは、決して我が身惜しさによるものだけだったとは思えません。
追い詰められてはいましたが、自身の立場を取り戻すということと同じ位、キュアフローラへの恨みを晴らすことへの執着が感じられた気がします。
そんな強い恨みは、(彼からすれば)本来叶えられるはずだった、彼の夢への想いの強さを思わせます。
ディスダーク3銃士の1人として、果たすべき役割は意識していたのではないでしょうか?
最後は元の姿とはまるで異なる黒く大きな鳥となり、体全体を使ってプリキュア達を覆い尽くしましたが、プリキュア3人とゆいちゃんら4人の夢に導かれて現れた新たな力の前に倒されてしまいました。
描写を見る限り、完全に消え去っていた様に思えます。
・
クローズ
君が倒されて良かった。
人の夢を嗤い、檻に閉じ込め、利用しようとしてきた行為は酷かった。
夢を大切に思うプリキュア達が君を許さなかったのは当然だ。
最後は自身の夢や未来も否定して、プリキュア達にやられてしまったが、夢の無いところに強い想いは生まれない。
歪んだものではあったけれど、君は自分の夢の力によって最後まで戦った。
だから君の散り際は格好良かった。
そんなこと認めないだろうけど。
お疲れ様。さようなら。
◆
こちらはクローズ役の声優・真殿光昭さんによる放送後のツイートです。
クローズへのたくさんのあたたかいメッセージありがとうございます。クローズ君も喜んでいると思います。応援してくれた《貴方達の心》を絶望の檻に閉じ込め去って行けて
— 真殿光昭 (@madonodono) 2015, 4月 12
最後に勝ち逃げしていくとは、素晴らしい活躍でした。
2015.04.08