声ガール!7話感想 蓮の葛藤に考えさせられる

    もともとプリキュアとのコラボ目当てで見始めた声ガール!。
    コラボの雑さもあり(失礼)、プリキュア云々と関係なく普通にドラマとして楽しく観ています。

    TVで見れないという方も民放公式ポータルサイト
    TVerにて一定期間は無料(登録も不要)で配信されていますので、ぜひ見てみて下さい。

    ◆TVer「声ガール」リンク

    昨夜放送された7話では、これまで様々な場面でプリキュアの名言を語るbotと化していた稲葉蓮(永尾まりやさん)のメイン回でした。

    これまで「それここで要る?」と思うようなプリキュアの台詞を言ってくる変な奴というキャラだったのが、それほど好きで真剣だからこそ悩んでしまうというエピソードだったのが効いていたのではないでしょうか。

    アニメへの拘りが強い彼女が真琴(福原遥さん)と一緒にアフレコに臨むものの音響監督から駄目だしされまくり。
    次のアフレコまでに作品や登場人物について勉強したものの、やはり自分の中に作り上げたイメージとズレたディレクションをされて、素直に修正できずに苦しむエピソードでした。

    ここまでのこのドラマの流れなら、壁にぶち当たっている本人の努力と周囲のアドバイスなどが功を奏して困難を解決するところだったでしょう。

    しかし今回はアドバイスおばさん戸松遥(戸松遥さん)がよりによってライブのため役に立つお話も無かったためか、この回の中で解決まで至りませんでした。
    さらに、音響監督に褒められていた真琴が蓮の気持ちを余計にかき乱していたのも辛い所です。

    人によってこの回の感じ方は異なるかもしれません。

    指示された通りに演じるのがプロだろ!と思われる方もいるでしょう。
    でもこだわりが強すぎるからこそ、自分の考えを曲げられない気持ちが私はよく分かる気がします。
    納得いかないものは納得いかないんです。

    ただし絶対の正解と言えるものは存在しないのでしょうが、どれだけ拘りが強くても彼女の考える演技が本当に良いものかどうかハッキリしていない点は気になりました。

    あくまで若手で売り出し中の声優の立場ということもあり、納得のいかない指示に対して十分に反論、議論をしていないんですよね。
    絶対私の方が理解しているという彼女の認識も、自身の発想に囚われてしまっている様にも受け取れます。

    逆に音響監督に自身の考えを徹底的に説明して説得することがあの場での正しい対応だったかというと、それも怪しい気がします。

    相手は人間なので、若手声優にすぎない彼女から指示への反論をされることで感情的になり、彼女が仕事をし難くなってしまう可能性は十分にあり得ますし、そこまでいかないまでも面倒がられて相手にされない可能性もあります。

    それでもなお、納得いかない気持ちを仕舞い切れないまま対応できなくなるのは大人としてよろしくなかったんだとは思います。
    悔しくてどうにもならない位なら、何とかコミュニケーションを図って伝える努力は試みて欲しかった。
    それが上手くいかなければそれまでですが、協力すべき相手と考え方がすれ違う時にするべきことは、やはり言葉で自分の考えを明確に伝えることなのではないでしょうか。

    私自身も「相手が間違っているのに」と思うことが過去に何度もあったからこそ、このエピソードには引き込まれました。
    ある種の傲慢もあるんでしょうが、彼女がそういう自分の気持ちとどう向き合うのか。

    次回以降何等かの解決らしきものが描かれるのか分かりませんが、楽しみにしたいと思います。

    追記:次回第8話のあらすじに蓮のことが書かれていませんが、おいおいこのエピソードの回収はされますよね…。
    ストーリー|声ガール!(朝日放送公式サイト)

    声ガール!3話感想 シンプルなエピソードの連続で気軽に観られるドラマ

    プリキュアとのコラボレーションを標榜するドラマ「声ガール!」
    第3話を観ました。

    このドラマはひょんなことから声優を目指すことになった少女・真琴(福原遥さん)の奮闘の物語ですが、1話からここまで1つのエピソードを引っ張る様なことは無くサクサク話が進むため、気軽に観ることが出来る内容になっています。

    今回は真琴が初の仕事(ガヤ)から評価をされて、役名(少女G)のある仕事を貰うエピソードでした。

    浮かれて台本の自分のセリフ"のみ"をチェックするシーンを見て不安を感じていると、案の定やらかしてしまう展開に。

    しかし同じ寮に住む同じ事務所の仲間達とのやり取りを通じて、真琴が自分で失敗の理由に気付くよくある解決の流れになり、嫌な感じが残らないうちに解決します。
    いい意味でも悪い意味でも、シンプルかつ早い軽い展開なので、観ていて疲れることはありません。

    真琴に駄目出しする人物も、最初は理由も言わずふてぶてしい態度でやり直しをさせる、分かりやすく嫌な奴として出てくるのですが、結局はやり直しさせられるだけの理由も明確になり、最後は努力を認めてくれるシーンにより後味の悪さも残りません。

    ドラマのメインキャスト陣によるEDダンスで他の出演者と比べた背の高さが話題の戸松遥さん(が演じる声優・戸松遥という人物)は、本編では毎回新人声優の真琴との会話で演技に関するコメントを引き出し、最後には自身のラジオで"答え"にあたることを言ってくれる面白い役どころです。

    散々書いている通り、気軽に観られて福原遥さんや戸松遥さんの演技が堪能出来る、ある意味良いドラマなので、皆さんもぜひ観てみて下さい。
    因みにプリキュアとのコラボ要素は雑です。

    声ガール!1話感想 テンポの良いお仕事挑戦ドラマだった

    以前もこのブログでご紹介した (「声ガール!が凄い」) プリキュアシリーズ15周年企画とのコラボドラマ「声ガール!」第1話が放送されました。

    深夜ドラマだったので序盤こそ半分寝ぼけながらでしたが、楽しんで観れたのでちょっと感想を書いておきます。

    ※放送開始は関東地区から。関西地区などは順次。
     各話ごとに期間限定の様ですが、TVerという民放公式サイトで動画視聴できる様です。

    more...(続きを読む)

    プリキュアとコラボするドラマ「声ガール!」が凄い

    朝日放送で4月から放送予定のドラマ「声ガール!」には、実写ドラマなのにプリキュア15周年の公式ロゴが使われています。

    朝日放送『声ガール!』(公式サイト)

    そしてドラマの宣伝コピーがこれ

    福原遥主演
    『声ガール!』放送開始!
    アニメ『プリキュア』シリーズとコラボした
    「声優×青春」群像劇!


    プリキュアの実写化ならまあ分からなくも無いですが、そういった想定を超える謎の展開が15周年を口実になされようとしています。

    この間までプリキュアアラモードで有栖川ひまり=キュアカスタード役を演じていた福原遥さんが主演される、声優を目指す女の子達の物語だそうです。

    そして公式サイトに記載されている通りこの作品では、ハピネスチャージプリキュア!で氷川いおな=キュアフォーチュン役を演じられていた戸松遥さんが、ハピネスチャージプリキュア!に出演していた戸松遥(本人)役を演じられるそうです。
    “コピペのミスではありません。書いてある通りです。”

    戸松遥さんもご自身のブログで出演を発表されています。

    戸松遥さん公式ブログ
    そしてなんと、主人公の女の子達が戸松遥のライブを観に来るというお話がありまして、、今日のライブの一部がドラマでオンエアされることになりました☆
    なので来てくださった皆さまには撮影にご協力いただきましてライブも兼ねて一曲撮影も入りました☆
    曲はQ&Aリサイタル!です(*´∀`*)
    放送をお楽しみに!!!
    あ、私一応ほぼ毎週?出演しますので、是非見てください(*´∀`*)

    なんだそのライブ。そんな面白いことに巻き込まれたファンの方々が羨ましい。

    しかも福原遥さん演じる声優を目指す少女の菊池真琴は(というかちょっと待って下さい、真琴って剣崎真琴みたいな役名ですね)、ボイステストとしてハピネスチャージプリキュア!の1シーンにアフレコをされるそうです。

    テレビドラマでハピネスチャージの映像が流れることも驚きですが(過去に事例はあるものの)、直近の作品でプリキュアを演じていた声優の方が、演技上とは言え過去のプリキュア作品にアフレコをするという意味の分からない状況はただただ驚きです。

    挙句の果てには脇を固める共演者達もプリキュア感が溢れる面々で、ドロドロン役だった岩田光央さんやアフロディテ役だった日髙のり子さん、クマタ(ダークマター)役だった浪川大輔さんなど、呆れるほど過去のプリキュアシリーズ出演者が活躍される様です。

    これは今後もプリキュア関係者の誰が出演されるか分かったものじゃありません。
    こんなに食い付くのはプリキュアファンの中でも一部の人だけかとは思いますが、私は大変興味深く放送を待ちたいと思います。

    取り合えず私は、来週3/3に予定されている福原遥さんのトークショーに参加してこようと思います。
    きっとドラマのお話も何か聞けるはず。

    nonbonノンボン

    nonbon

    30代のプリキュアファン。
    ミュージカルやライブなど、
    プリキュア関連イベントにも参加。
                        
    アイコンは漫画家の
    「かずといずみ」先生に描いていただいたキュアピーチです。

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