2018.05.20
声ガール!7話感想 蓮の葛藤に考えさせられる
もともとプリキュアとのコラボ目当てで見始めた声ガール!。
コラボの雑さもあり(失礼)、プリキュア云々と関係なく普通にドラマとして楽しく観ています。
TVで見れないという方も民放公式ポータルサイト
TVerにて一定期間は無料(登録も不要)で配信されていますので、ぜひ見てみて下さい。
◆TVer「声ガール」リンク
昨夜放送された7話では、これまで様々な場面でプリキュアの名言を語るbotと化していた稲葉蓮(永尾まりやさん)のメイン回でした。
これまで「それここで要る?」と思うようなプリキュアの台詞を言ってくる変な奴というキャラだったのが、それほど好きで真剣だからこそ悩んでしまうというエピソードだったのが効いていたのではないでしょうか。
アニメへの拘りが強い彼女が真琴(福原遥さん)と一緒にアフレコに臨むものの音響監督から駄目だしされまくり。
次のアフレコまでに作品や登場人物について勉強したものの、やはり自分の中に作り上げたイメージとズレたディレクションをされて、素直に修正できずに苦しむエピソードでした。
ここまでのこのドラマの流れなら、壁にぶち当たっている本人の努力と周囲のアドバイスなどが功を奏して困難を解決するところだったでしょう。
しかし今回はアドバイスおばさん戸松遥(戸松遥さん)がよりによってライブのため役に立つお話も無かったためか、この回の中で解決まで至りませんでした。
さらに、音響監督に褒められていた真琴が蓮の気持ちを余計にかき乱していたのも辛い所です。
人によってこの回の感じ方は異なるかもしれません。
指示された通りに演じるのがプロだろ!と思われる方もいるでしょう。
でもこだわりが強すぎるからこそ、自分の考えを曲げられない気持ちが私はよく分かる気がします。
納得いかないものは納得いかないんです。
ただし絶対の正解と言えるものは存在しないのでしょうが、どれだけ拘りが強くても彼女の考える演技が本当に良いものかどうかハッキリしていない点は気になりました。
あくまで若手で売り出し中の声優の立場ということもあり、納得のいかない指示に対して十分に反論、議論をしていないんですよね。
絶対私の方が理解しているという彼女の認識も、自身の発想に囚われてしまっている様にも受け取れます。
逆に音響監督に自身の考えを徹底的に説明して説得することがあの場での正しい対応だったかというと、それも怪しい気がします。
相手は人間なので、若手声優にすぎない彼女から指示への反論をされることで感情的になり、彼女が仕事をし難くなってしまう可能性は十分にあり得ますし、そこまでいかないまでも面倒がられて相手にされない可能性もあります。
それでもなお、納得いかない気持ちを仕舞い切れないまま対応できなくなるのは大人としてよろしくなかったんだとは思います。
悔しくてどうにもならない位なら、何とかコミュニケーションを図って伝える努力は試みて欲しかった。
それが上手くいかなければそれまでですが、協力すべき相手と考え方がすれ違う時にするべきことは、やはり言葉で自分の考えを明確に伝えることなのではないでしょうか。
私自身も「相手が間違っているのに」と思うことが過去に何度もあったからこそ、このエピソードには引き込まれました。
ある種の傲慢もあるんでしょうが、彼女がそういう自分の気持ちとどう向き合うのか。
次回以降何等かの解決らしきものが描かれるのか分かりませんが、楽しみにしたいと思います。
追記:次回第8話のあらすじに蓮のことが書かれていませんが、おいおいこのエピソードの回収はされますよね…。
ストーリー|声ガール!(朝日放送公式サイト)
コラボの雑さもあり(失礼)、プリキュア云々と関係なく普通にドラマとして楽しく観ています。
TVで見れないという方も民放公式ポータルサイト
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昨夜放送された7話では、これまで様々な場面でプリキュアの名言を語るbotと化していた稲葉蓮(永尾まりやさん)のメイン回でした。
これまで「それここで要る?」と思うようなプリキュアの台詞を言ってくる変な奴というキャラだったのが、それほど好きで真剣だからこそ悩んでしまうというエピソードだったのが効いていたのではないでしょうか。
アニメへの拘りが強い彼女が真琴(福原遥さん)と一緒にアフレコに臨むものの音響監督から駄目だしされまくり。
次のアフレコまでに作品や登場人物について勉強したものの、やはり自分の中に作り上げたイメージとズレたディレクションをされて、素直に修正できずに苦しむエピソードでした。
ここまでのこのドラマの流れなら、壁にぶち当たっている本人の努力と周囲のアドバイスなどが功を奏して困難を解決するところだったでしょう。
しかし今回はアドバイスおばさん戸松遥(戸松遥さん)がよりによってライブのため役に立つお話も無かったためか、この回の中で解決まで至りませんでした。
さらに、音響監督に褒められていた真琴が蓮の気持ちを余計にかき乱していたのも辛い所です。
人によってこの回の感じ方は異なるかもしれません。
指示された通りに演じるのがプロだろ!と思われる方もいるでしょう。
でもこだわりが強すぎるからこそ、自分の考えを曲げられない気持ちが私はよく分かる気がします。
納得いかないものは納得いかないんです。
ただし絶対の正解と言えるものは存在しないのでしょうが、どれだけ拘りが強くても彼女の考える演技が本当に良いものかどうかハッキリしていない点は気になりました。
あくまで若手で売り出し中の声優の立場ということもあり、納得のいかない指示に対して十分に反論、議論をしていないんですよね。
絶対私の方が理解しているという彼女の認識も、自身の発想に囚われてしまっている様にも受け取れます。
逆に音響監督に自身の考えを徹底的に説明して説得することがあの場での正しい対応だったかというと、それも怪しい気がします。
相手は人間なので、若手声優にすぎない彼女から指示への反論をされることで感情的になり、彼女が仕事をし難くなってしまう可能性は十分にあり得ますし、そこまでいかないまでも面倒がられて相手にされない可能性もあります。
それでもなお、納得いかない気持ちを仕舞い切れないまま対応できなくなるのは大人としてよろしくなかったんだとは思います。
悔しくてどうにもならない位なら、何とかコミュニケーションを図って伝える努力は試みて欲しかった。
それが上手くいかなければそれまでですが、協力すべき相手と考え方がすれ違う時にするべきことは、やはり言葉で自分の考えを明確に伝えることなのではないでしょうか。
私自身も「相手が間違っているのに」と思うことが過去に何度もあったからこそ、このエピソードには引き込まれました。
ある種の傲慢もあるんでしょうが、彼女がそういう自分の気持ちとどう向き合うのか。
次回以降何等かの解決らしきものが描かれるのか分かりませんが、楽しみにしたいと思います。
追記:次回第8話のあらすじに蓮のことが書かれていませんが、おいおいこのエピソードの回収はされますよね…。
ストーリー|声ガール!(朝日放送公式サイト)
2018.05.13
15話感想:HUGっと!プリキュア「迷コンビ…?えみるとルールーのとある一日」
みんな大好き(特に私が大好き)愛崎えみるちゃんとルールーのまさかの絡み回。
「ギュイーンとソウルがシャウトするのです」など文字による演出や疑似アイキャッチなど徹底したギャグ回でもありましたが、この流れでえみるとルールーの交流によりルールーの感情が表れるストーリー的にも進展のある回だったと思います。
散々各所で追加プリキュアではないかと噂されるルールーですが、今日の偽プリキュアエピソードで「プリキュアであるか、プリキュアでないか」が本質的な差ではないことが示されたのではないでしょうか。
本物のプリキュアは超人的な力が使え、不思議な玩具が支給され、本格的なコスプレが出来るようになりますが、誰かを守りたいという気持ちは人としての当然のものですし、幸福の王子だけが頑張っても駄目ですからね。
それはそれとして加音町民の様な愛崎家の面々でしたが、お兄さんはやたら偏狭な発想の持ち主でした。
ルールーちゃんが怒りの感情を見せたのはつまらない決め付けに対してで、以前も8話感想で似たようなことを書きましたが、ハグプリからはジェンダーフリー的な思想を感じます。
私自身性別とか属性で人のあり方を決め付ける発想は嫌いですが、これがプリキュアの物語としてどこに着地するかは気になります。
女の子の物語だけどガンガン格闘することが特徴だった初代から始まったプリキュアシリーズは、もとからその様な要素を含んでいたとは思います。
しかし今作ではよりその考えが強く押し出されている気がするので、子育て要素やお仕事体験、ブラック企業などの社会派的テーマとどう繋げてくるかも含めて注目していこうと思います。
最後に全然別の話ですが、声ガール!のキャンペーンで森本小夏(グラビア適正のある巨乳の子)役の天木じゅんちゃんさんのサインが当たりました。
微妙な扱いを受ける戸松遥さんなど色々面白いので、今後も楽しみです。サンキューじゅんちゃん。
「ギュイーンとソウルがシャウトするのです」など文字による演出や疑似アイキャッチなど徹底したギャグ回でもありましたが、この流れでえみるとルールーの交流によりルールーの感情が表れるストーリー的にも進展のある回だったと思います。
散々各所で追加プリキュアではないかと噂されるルールーですが、今日の偽プリキュアエピソードで「プリキュアであるか、プリキュアでないか」が本質的な差ではないことが示されたのではないでしょうか。
本物のプリキュアは超人的な力が使え、不思議な玩具が支給され、本格的なコスプレが出来るようになりますが、誰かを守りたいという気持ちは人としての当然のものですし、幸福の王子だけが頑張っても駄目ですからね。
それはそれとして加音町民の様な愛崎家の面々でしたが、お兄さんはやたら偏狭な発想の持ち主でした。
ルールーちゃんが怒りの感情を見せたのはつまらない決め付けに対してで、以前も8話感想で似たようなことを書きましたが、ハグプリからはジェンダーフリー的な思想を感じます。
私自身性別とか属性で人のあり方を決め付ける発想は嫌いですが、これがプリキュアの物語としてどこに着地するかは気になります。
女の子の物語だけどガンガン格闘することが特徴だった初代から始まったプリキュアシリーズは、もとからその様な要素を含んでいたとは思います。
しかし今作ではよりその考えが強く押し出されている気がするので、子育て要素やお仕事体験、ブラック企業などの社会派的テーマとどう繋げてくるかも含めて注目していこうと思います。
最後に全然別の話ですが、声ガール!のキャンペーンで森本小夏(グラビア適正のある巨乳の子)役の天木じゅんちゃんさんのサインが当たりました。
微妙な扱いを受ける戸松遥さんなど色々面白いので、今後も楽しみです。サンキューじゅんちゃん。