ドキドキ!プリキュア第21話「トランプ王国へ!王女様を救え!」感想1/2

    それは人を思いやる気持ち、愛だよ。」 キュアハート

    ドキドキ!プリキュア第21話感想1/2です。

    例年プリキュアシリーズ中盤の山場となる
    22、23話が近づいてきました。
    今回のトランプ王国での決戦を2~3話やって
    キュアエースが登場するかと思っていましたが、
    どうやら少し違った展開になる様です。






    氷漬けのアン王女を捕獲したジコチュートリオは
    いつものアジトで勝利を喜んでいますが、
    止めを刺そうにも氷が硬すぎて手こずっている様子。

    そんな中レジーナだけは一人浮かぬ顔をしています。
    ベールにそのことを指摘されてもとぼけるレジーナですが、
    マナを気にしていることは一目瞭然。


    一方のマナ達はソリティアに戻って来ましたが、
    アン王女を連れ去られたことで一様に暗い表情をしています。
    アンの婚約者ジョー岡田(本名ジョナサン・クロンダイク)は、
    きっと王女がキングジコチュー(以降キングと省略)の元に
    連れて行かれたと推測しますが、プリキュア側は
    自分達の意思でトランプ王国には行けません。

    絶望的な状況に重い空気が漂いますが、シャルル、ラケル、
    ランスの3匹はきっと何とかなると笑顔で呼び掛けます。
    彼らの言葉には何の根拠もありませんが、希望を失わず
    前を向くことを思い出ささせてくれたことに気付き、
    マナ達も笑顔を取り戻します。

    すると突如アイちゃんが遊んでいた5つのロイヤルクリスタルが
    眩しく光り出し、5角形の異空間が彼女達の前に開きます。

    ありす「これは?」 六花「入れって言ってるの?」
    マナ「クリスタルは今まで私達を導いてくれた。
     今回もきっとそうだよ。」
    岡田「行こう!」
    セバスチャン「アイちゃんのお世話はお任せ下さいませ。
     ご武運を。」

    結構雑な展開ですが、取り敢えず深刻なBGMで
    異空間に飛び込んでいく5人。
    彼女達がトランプ王国に向かうのはアン王女を救うことと
    もう一つ、レジーナともう一度話をする為です。

    トランプ王国に向かうのならプリキュアに変身してからが
    いいと思っていると、異空間移動中に4人共変身を済ませます。
    敵遭遇前の変身は緊張感の表れとも言えます。




    その頃トランプ王国では、ジコチュートリオが氷漬けのアン王女を
    多数のジコチューが守りを固めるキングの元に運んでいました。

    ベール「キングジコチュー様。
     トランプ王国のアン王女を連れて参りました。」
    キング「遅ーーーい!!!
     「だがレジーナ。お前のことは褒めてやろう。流石我が娘。」
    ここでキングの初台詞。ジコチュートリオやレジーナが
    恐れるのもよく分かる威圧的な態度、そして自分の娘だけを
    無条件に褒める自己中な性格というキャラクター。
    これでは根はいい娘のレジーナも勘違いした性格に育つ筈です。

    キングは自らの野望の障害となるアンを亡き者にしようと
    天から黒い稲妻を落としますが、それでも王女の氷は
    傷一つ付きません。もうこれ氷じゃないでしょう。
    それにしても石化されてなおこんなことが出来るとは、
    キングを名乗るだけのことはあります。
    石化から戻ったらどれだけ強大な存在になるのでしょうか?


    ベール「しかし、王女はこちらの手の内。
     先に人間界を全員ジコチューに致しましょう。」
    レジーナ「えっ?」
    あ、人間の世界も危機だったんですね。
    トランプ王国が滅ぼされただけで、
    人間側には対岸の火事だと思ってました。

    レジーナ「そこまでしなくてもパパが動けるようになるだけで」
    キング「ぬるいわーーー!!!
     トランプ王国も人間界も、所詮前菜に過ぎぬ。
     メインディッシュは宇宙!全宇宙のジャネジーが
     私の物なのだ。」
    いきなり宇宙ときましたか。逆にショボく感じてきますね。

    しかし人間達の世界も危機にあることを知り、
    レジーナは動揺を隠せません。
    また、それを見透かしたベールはレジーナを言葉で煽ります。
    ベール「愛を振り撒くプリキュアなど、居なくなってしまえばいい。」

    心の中にマナの姿が浮かび、耐え切れなくなり叫ぶレジーナ。
    レジーナ「そんなの駄目。」
     「パパ。人間界に手を出さないで。」
    キング「誰に向かって口を利いている。」
    レジーナ「でも…」
    キング「黙れ。お前などもう私の娘では無いわ。」

    父の逆鱗に触れたレジーナは、黒い稲妻の一閃を受け
    その場に倒れてしまいます。
    一瞬絶命したかと思う程ぴくりとも動きません。


    イーラ達が蔑むような目で見下ろす中、
    レジーナの手首のリストバンドが意味ありげに黒く光ります。

    キング「私の前から消え失せろ。」
    容赦無いキングの言葉を受けたベールが
    超能力でレジーナを起き上がらせ、
    「後の始末はお任せ下さい。」と恐ろしい笑みを見せた時、
    後方でキャーという女子中学生の叫び声が聞こえます。

    砂漠に突然異空間が開き、
    プリキュア達が勢い良く飛び出してきたのでした。
    (他のプリキュアが格好良く飛ぶ中、
     何故かハートだけ空中歩行を試みています。)

    ミサイルの如く射出されたプリキュア達ですが、
    ドキドキプリキュアの4人に飛行能力は無いため、
    すぐに砂漠に落下します。
    ハートやソードが尻餅をつく中、
    一人だけ頭から砂の中に突っ込んだダイヤモンド。
    マリンやハッピーの様なギャグキャラが居ないことで
    ダイヤモンドがこんな役回りになってしまうのですね。

    目の前にキングというランドマークがあるため
    すぐにトランプ王国に着いたと認識する4人と岡田。
    アン王女救出に向かおうとしますが、
    逆にイーラとマーモが迎撃にやって来ました。
    すぐに格闘の構えを取る武道の達人ロゼッタに対し、
    トランプ王国の多数のジコチューが回りを取り囲み
    一斉に襲いかかって来ます。

    危機的な状況ですが、ダイヤ、ロゼッタ、ソード、岡田が
    食い止めている間にアン王女の元に向かうように
    ハートを促します。完全に少年漫画的展開です。

    ロゼッタ、ソードが技を繰り出し、ジョーも謎の光の剣で
    戦いますが、何故か一人だけ羊のジコチューに跨って
    周囲の敵を牽制するダイヤモンド。
    ちょっとおもしろポジションになりつつありますね。

    仲間を信じるハートは、砂の足場とは思えぬ猛ダッシュで
    アン王女の元へと向かいますが、その様子をベールは
    キングの近くでじっと見ていました。
    「口を開けば愛だの友情だの、虫唾が走るプリキュアめ。
     そんなに好きなら、愛の為に散れ。」
    背後には意識を失ったままのレジーナの姿が見えます。

    感想2/2に続く。
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    30代のプリキュアファン。
    ミュージカルやライブなど、
    プリキュア関連イベントにも参加。
                        
    アイコンは漫画家の
    「かずといずみ」先生に描いていただいたキュアピーチです。

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