nonbonのプリキュア感想ブログ

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・冒頭、プリキュアハンターファントムが
キュアナイルを倒すシーンが描かれます。
グルグルガム的な光で手足を固めて身動きを
とれなくした上でさらに攻撃を重ねるので、
恐ろしい虐殺シーンになるかと思いましたが
あの世界で倒すとは棺に封印するだけなんですね。
→形状的にずっと棺だと思ってました。鏡でしたね。

・今週の10周年コメントはキュアミント。
ミントさん独特のおっとりした語り口で手を振ると、
最後は笑いながら流し目で終わるというもので、
きっちりと個性をアピールしていました。
一方先週私が書いた予想はレモネードでした。
同じ作品のキャラなのに外したのは悔しいですね。
次回予想はキュアエースにしておきます。

・ぴかりが丘で活躍するハピネスチャージプリキュアも
ハニーが加わり3人と戦力増強されたためか、
ひめ達は余裕を見せて部屋でケーキを食べながら
TVの恋愛ドラマを見るとかだいぶ寛いでいます。
すみません訂正します。
ドラマを見てるのはひめだけで、
めぐみとゆうゆうは食べることに専念しています。

めぐみ「えっ？ひめも早く食べなよ。」
ゆうゆう「王子様じゃお腹は膨れないんだな。」

これは酷い。
恋愛に関心を示さない2人に対し、ひめは平らな胸を張り
女の子に大切なものが足りないと説教します。
ファッションや恋愛にこだわりを持つひめは本作で最も
"女子"してますが、得てしてめぐみみたいな奴の方が
しれっと先に恋愛経験を持ったりするものです。

・恋愛エピソードであからさまに表情が曇る神様ブルー。
クインミラージュの回想シーンから考えても、
こいつが神の立場を利用して人間の女性に手を出していた
ことは間違い無さそうです。痴情のもつれから何があったかは
不明ですが、手を出した相手が敵になった訳ですから
そりゃ憂鬱にもなるでしょう。

・中学生を前にして自分の過去を思い出す神の様子に
唯一気が付いたのはまさかのめぐみ。
人の気持ちを察することが出来る繊細な子だとは
思わなかったのでこれは意外でした。
しかし席を外した神を追って入ったクロスミラールームで、
めぐみは人間に手を出した前科のある奴と2人きりになります。
非常に危ない状況ですが、そんなこと一切気付かずに
ガンガン神との距離を縮め言葉を掛け続けます。
やはり普段恋愛なんか意識しない子の方が躊躇がない。

・世界的惨事を招いた元凶の箱アクシアを見ためぐみは、
神の説明に反して愛を感じると謎のコメントをします。
この子は鈍感な様でいて何か特別な感性を持っていそうですね。

・クロスミラールームでは沢山の鏡を利用して
世界中の色々な所に行くことが出来るそうです。
なるほど、これを使えば世界一周旅行も出来る訳ですか。
そんな欲張りなこと考えるのはスマプリの5人くらいでしょうが。
そもそもめぐみは友人のひめやゆうゆうを呼んでいません。
この当然の様に抜け駆けする性格は、益々のこと恋愛に有利だ。

話を逸らすような神の勧めに従って鏡を使ってみようとするめぐみ。
神の前で「神様の言う通り」と通る鏡を決めて
どこに行くかと思いきや、辿り着いたのは地元のぴかり神社。
世界の様々な場所と言っておきながらあまりにも近所なので
流石のめぐみもずっこけますが、神によると行き着く場所は
通る人の心が反映されるとのこと。
ドラえもんののび太が、いつもどこでもドアで静香ちゃんの
お風呂に行ってしまうのも同じ理屈でしょうか。
…はっ！だとすると神は普段どこに行っているんだ！
この世界の少女達は入浴時に気を付ける必要がありそうです。

しかしそれ程地元ぴかりが丘が好きということは、めぐみは
今流行りのマイルドヤンキー層ですかね。
オシャレにもあまりこだわり無いみたいだし。

・神社でも神の心を揺さぶる様な会話を続けるめぐみ。
めぐみ「ときどき悲しそうな目するから。」
　「私が何か神様の力になれないかな？」
2人っきりだと危ないムードになりかねないので
気を利かせてファントムさんが登場してくれます。
どうやら神とファントムは面識があるらしく、
神がミラージュの名を呼ぶことにファントムは激怒します。
よっぽど過去に酷いことをしたんでしょう。

ファントムの威嚇攻撃で鋭くえぐれる石畳。
しかしめぐみは怯むこと無く冷静に器物損壊を咎めます。
自分も力を持っているという意識が言動に反映されて強気ですが、
ファントムの強さを知っている神は自制を促します。

・めぐみはすぐラブリーに変身して1対1でファントムと戦います。
冷静に考えればハニー、プリンセスを呼ぶべきだったでしょうが、
ここ最近の連戦連勝による慢心と男の前という状況で、
冷静な判断が出来ていません。

勢い良く殴りかかっていってもスピードが段違いのファントムは
全てかわして反撃を仕掛けます。ラブリーには見えていませんが、
何故か神には見えており的確に指示を出しています。
焦ったラブリーは目からビームを連射しますが、
それすら当たらない有り様。今までの敵は何だったんだ。

困ったときは取り敢えず強めの技を出せばいい。
プリキュアの性で大技をやろうとフォームチェンジし、
ロリポップヒップホップを繰り出すラブリー。
巨大な音符が全弾命中。やった、これは効いたはず
→全然効いてませんでした。
典型的な噛ませ犬の役割を果たすラブリー、これはまずい。
ファントムはナイルを倒した時同様にラブリーの手足を
謎の光で固めて止めを刺そうとします。

・そんなラブリーのピンチに颯爽と登場するフォーチュン。
こいつ絶対出るタイミングうかがってただろ。
それはともかく、現状ぴかりが丘における最高戦力である
フォーチュンさんが来たのでこれで助かりそう…
と思いきやフォーチュンさんまで押されている。
しばらく登場しないうちに強キャラ補正が弱まっています。
ファントムに大事な人を奪われたというフォーチュンですが、
彼女の執念も圧倒的な力の差の前では役に立ちません。

しかしフォーチュンが時間を稼ぐ間、神は謎の力で
ラブリーの手足を固める光を弱めていました。
後はラブリーが気合と馬鹿力で光を破壊します。

ラブリー「不幸になんかさせないんだから。」

必死のラブリーはこれまで単発でしか撃っていなかった
パンチングパンチ連打という迫力ある攻撃で押し切ります。
プリンセスとつるむラブリーに助けられたことに
不快感を示すフォーチュンですが、ラブリーは躊躇わず
力を合わせて立ち向かう様に語りかけます。
個人の力でやれることは限られますが、力を合わせれば
強い敵も倒せるはず。そう、ふたりはプリキュアだから。
さっきハニ、プリを呼ばなかったことは忘れて下さい。

・パートナー妖精である、ぐらさんの助言もあって
ラブリーと共闘するフォーチュン。
互いに素の実力が高く、すぐに割り切って
協力出来るあたりこのコンビは非常に強い。

フォーチュン「キュアラブリー、行くわよ。」
ラブリー「オッス。」
こんなところに地味に空手修行の名残がでます。

これがラブリーじゃなくハニーやプリンセスだったら
そもそも共闘自体が成り立たないところでした。

・ついさっきコンビを組んだとは思えない滑らかな戦い。
ラブリーがとっさにシールドを使い、
フォーチュンが攻撃に転じる。
そして手を繋いで一気呵成に攻め立てる。

ラブリー「いけるよ。フォーチュン。」
フォーチュン「次で決めるわよ。」

これにはファントムも危機感を持ちます。
一人では取るに足らないプリキュアも力を合わせれば
脅威になる。やはり根絶やしにしなければ。
その分析は間違っていません。放って置くと37人とか
もの凄い人数で徒党を組んで反撃に転じます。
因みにこの発想、サイヤ人に対するフリーザ様と同じです。
過去にプリキュア1000人とかぬかしてた敵はあっさり
プリキュアにやられています。

フォーチュン自身も共闘の効果に驚きを感じています。
必殺技なんて互いの個人技を同時に繰り出しただけなのに
威力が何倍にもなっているとか。
だからこそ本気になったファントムは剣を抜いて
全力で2人を倒しに掛かります。

・しかしここで非戦闘員の神が前に出ます。
いざとなったら刺し違える。おおっ、凄い覚悟だ。

と思いきや、どうせ自分を殺すことはクインミラージュが
望まないはずだと踏んでの発言でした。
なんてずる賢いやつだ。力で優るファントムもこれには
捨て台詞を吐いて撤退するしかありませんでした。
簡単に負けなかったのは今後の展開に繋がりますね。

・よしこれでフォーチュンも仲間だ。
とばかりにラブリーが馴れ馴れしく抱きつこうとしますが、
フォーチュンはそれに応じません。

フォーチュン「勘違いしないで。」
　「あなたやキュアプリンセスと一緒に戦う気は無いわ。」
13話にしてようやくドキドキ5話のソードと同じ立場か。
この子は強いけど色々と遅そうだ。
いずれにしてもネックはプリンセスですが。

ラブリー「そっか、今日は力を貸してくれてありがとね。」
これはうまい。無理強いせずに一旦引いて相手との関係を
良好に保つ。この子の対人スキルは大人の様です。

・戦いが終わり一息つき、神はフォーチュンに率直な
疑問をぶつけます。どうやってプリキュアの力を得たのか？
プリキュアは神が愛の結晶を流して作っています。
心当たりの無いプリキュアは、彼にとって
作った覚えの無い子供の様なものなのでしょう。
そう考えるとはっきりさせたい気持ちも分かります。

フォーチュン曰く、彼女の力は姉から受け継いそうです。
これは盲点でした。プリチェンミラーという玩具で
変身出来るなら、それを使って妹でもプリキュアに成れる。
ぐらさんも分かっていて黙認しているのでしょう。

・で、その姉って誰？キュアテンダー？
あれ、何か神がまたあからさまに困った表情を見せています。
こいつは一体どこまで過去に問題をやらかしたんだ。
ひめ共々そろそろ白状してくれませんかね？

直後、全ての不幸の元凶は自分かもしれないと
憂鬱な表情で呟く神。

それを見たラブリーは、神に優しい言葉をかけます。
「不幸からだって何からだって、このキュアラブリーが
　守ってあげるから。」
「悩み事があったら相談してよ。」
「私で良ければ相談にのるよ。力になるからさ。」
手をとって必死に励ます女子中学生。

すると神は不意にめぐみを抱きしめました。
お巡りさん早く来て！神社の境内で成人男性が
女子中学生を無理やり抱きしめましたよ！

一瞬めぐみの動揺する目を写し、再度引きの描写に
時間を割いています。これが放送前から公式で言われていた
恋愛要素というやつか。結構ガチな展開になるかもしれない。
ひめとゆうゆうは空気を読んでか来てくれませんでしたね。


私は恋愛展開嫌いじゃないですが、人によっては
今回のエピソードはショッキングだったかもしれませんね。
それでは今回の不幸はここまで。

※来週は帰省のためブログ更新が遅れるか、
もしくは休止する可能性があります。

時々読む他のブログにトラックバック送ってみました。
興味のある方はそちらも見てみて下さい。
→真・南海大決戦
→穴にハマったアリスたち
→四十路男の失敗日記
→少女創作ファンブログ
まあそちらの方が圧倒的に読んでる人多いでしょうが。

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