ハピネスチャージプリキュア!第30話「ファントムの秘策!もう一人のキュアラブリー!」感想2/2

    ハピチャ30話感想後半になります。

    PC版の方は「more…」以降をご覧下さい。




    ファントムはラブリーの影を纏い、
    微妙にラブリーっぽい女の姿となって
    ラブリーに襲い掛かります。

    声はトーン以外そっくりですが、
    (というか、めぐみの声そのまま)
    顔はそこまで似てない印象です。

    いや、表情が違うだけでしょうか?
    ラブリーがまずしないような
    嗜虐的な表情なので
    そっくりかどうか判断し難いです。

    彼女の名はアンラブリー。
    各所で何回か書いてますが、
    ラブリーの否定は「可愛くない」
    という意味ですがいいんですかね?

    まあ見た目はともかく
    中身がファントムと考えると
    確かに可愛いとは思えなくなります。

    しかも何だかんだ語りかけながら
    ちょいちょいラブリーの体にタッチし、
    挙句の果てには抱きつく始末。

    こいつただ単に女子中学生に
    お触りしたいだけじゃないでしょうか?
    300歳オーバーのオバサンが
    好きじゃなかったのか?

    アンラブリー(ことファントム)は
    “めぐみ”のことを何でも知ってるそうで、
    子供の頃から病弱な母の手伝いをして
    偉いねと褒められた経験から
    人助けが好きになったという話をします。
    恐らく幻影なので、めぐみ自身の心の中が
    彼女に跳ね返っているのでしょう。

    何が言いたいか要領を得ませんでしたが、
    最後に核心を突いてきます。
    「めぐみは本当は誰の役にも立たない
     弱い子だからだよ。」

    要はめぐみ自身が心の奥で感じていた
    もやもやした不安をはっきりと言葉に
    することで意識に上がらせたわけですね。

    めぐみは時折「力になるよ」と言いますが、
    ドジで勉強も苦手、プリキュアとしても
    必ずしも1人の力で敵を倒してきた訳では
    ないということが、きっと無意識のうちに
    心の奥に引っ掛かっていたのでしょう。

    このシーンでファントムはラブリーの
    心をえぐりつつ、弱った相手に
    物理的な攻撃を続けています。

    プリキュアの心理状態が物理的な
    力の強さに大きく影響することは、
    過去のフォーチュン戦で分かっています。
    つまりこの心理攻撃は物理的な戦いを
    有利にするためのものなのです。

    精神攻撃の神ことカワリーノさんの様に
    相手を絶望させて、戦意を完全に
    喪失させるのとは意図が違いますね。

    しかしこの作戦、自身の心にきちんと
    向き合えてるか疑問のあるミラージュが
    ファントムに与えた力と考えると、
    なんだかな~と思わなくもないです。


    ラブリーはいいようにファントムの
    策にハマり劣勢になりますが、
    すぐにハピチャの他の3人が
    駆けつけてくれます。

    勢い良くファントムに飛びかかる
    プリンセスは軽くいなされますが、
    フォーチュンスターバーストで
    間合いをとることに成功します。
    この辺にフォーチュンとプリンセスの
    力の差が表れてますね。

    ここまでの経緯を知らない
    プリキュア3人と妖精の2匹。
    プリンセスは敵がラブリーに似ていると
    戸惑いますが、リボンがすぐに強く否定。
    そしてグラサンに至ってはオーラから
    相手がファントムだと見抜きます。
    これじゃプリンセスだけ間抜けみたいですね。

    相手がファントムと知り、即座に追撃に
    出るフォーチュンと援護するハニーですが、
    一瞬で2人共あっさり返り討ちにあいます。
    前回の戦いで善戦出来てたフォーチュンが
    何でこんなにあっさりやられるんだろう。

    敵が強すぎるので攻撃に加わらず
    取り敢えず近くに倒れるラブリーに
    声を掛けるプリンセス。
    ラブリーはアンラブリーの言葉が余程
    効いたのか、まるで力が出ない様です。

    思いっきりネガるラブリーに優しく
    声を掛けるかと思いきや、
    プリンセスは彼女の手をつねって
    厳しく一喝。フォーチュン、ハニーも
    ラブリーの弱気な言葉を否定します。

    ラブリーはドキドキのキュアハートと違い、
    1人で何でも出来るわけじゃありません。
    でも人を助けようとするビッグな愛で
    皆の心を支えているということを、
    これまで一緒に歩んできた仲間の
    言葉で気付かされたのです。

    周囲の自分に対する認識を通じて
    自分の価値を見出だしたラブリーは、
    すぐに仲間に支えられて反撃に出ます。

    皆を助けたいという愛は確かに
    みんなの役に立っている。
    その自信が力になることで
    「キュアラブリーは無敵」になるそうです。
    メンタルが力に反映されるシステムなら、
    確かにこの瞬間ラブリーは
    無敵なのかもしれませんね。


    ラブリーとの力比べに負けて
    変身(女装)が解かれたファントム。

    心理的効果でプリキュアが強くなった
    だけでなく、4人が互いを思いやる
    イノセントな思いに応え、化粧鏡台が
    ようやく仕事をする気になったそうです。
    ファントムからしてみたら完全に
    逆効果でしたね。大失態。

    ※ここからしばらく4人の新技と
     その感想が長々と続きます。

    どうなるのかと思っていると、
    輝く化粧鏡台を利用して
    4人のプリキュアが化粧をしだします。
    まあ確かに名前から考えると
    正しい使用法ですね。

    なんか近年スマイルパクトとか
    ラブキッスルージュとか、
    化粧系の玩具が続いてますが、
    やはり女児は化粧に憧れるんでしょうか?

    巷の大友にはケバいと不評ですが、
    子供的にどうなんでしょうね。
    因みに私はそんなに印象悪くも感じません。
    確かに冷静に見ると化粧濃すぎですけど。

    ラブリー「愛と」
    プリンセス「勇気と」
    ハニー「優しさ」
    フォーチュン「幸運を込めて」

    ラブリー、プリンセス、ハニーは
    自分にあった言葉を選びました。
    フォーチュンが幸運というワードなのは
    元々名前が運命という意味だったのを
    訳し変えましたよね。
    ラブリーという言葉の解釈といい、
    この辺どうもすっきりしません。

    4人「みんなに届け、幸せの大爆発。」

    ここは思わずスマイルプリキュア!の
    「輝けハッピースマイル。」→大爆発
    の流れを思い出しました。

    4人「プリキュア ハピネスビッグバン!」

    まさかのビッグバンがファントム直撃。
    最終的にビッグバンに到達したドキドキの
    キュアハート(パルテノンモード)に対し、
    30話にして既にその域に到達してます。

    初スターライトアセンションの時といい、
    ファントムがだんだん新技の実験台に
    なりつつありますね。

    敵に大技喰らわせといて、
    満面の笑みで幸せを爆発させる
    プリキュアの4人。
    とんでもない連中です。

    虫の息でミラージュの名を呼ぶ
    ファントムが哀れ…。


    次回予告

    ゆうゆうがとうとうファントムまで
    餌付けしだす様です。
    本当に食を通じて世界平和を
    実現しかねない。

    そしていいムードになる
    ゆうゆうとファントム。
    まあひめの妄想でしょうけど。


    それでは今回の不幸はここまで。
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    nonbon

    30代のプリキュアファン。
    ミュージカルやライブなど、
    プリキュア関連イベントにも参加。
                        
    アイコンは漫画家の
    「かずといずみ」先生に描いていただいたキュアピーチです。

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