ハピネスチャージプリキュア!第34話「ひめ大活躍!?盛り上げよう!はじめての文化祭」感想前半

    ハピチャ第34話のエピソードは文化祭。

    今回の感想は長くなったので前後半に分け、
    これはその前半のエントリーになります。

    ひめの当番回で生徒会長と恋愛エピソードあるか?
    と思いましたが、色々とネタの多い回でした。
    因みに今回で10周年記念挨拶は最後だそうです。



     ◆文化祭シーズンと見せかけて



    秋になり、ぴかりが丘学園では明日が文化祭(ぴかり祭)です。
    日本の学校の文化祭を初めて体験するひめは、準備段階から気合十分。

    ひめは自分のクラスの3-2が飲食店系の出し物(ぴかり茶房)をするので一国の王女でありながら華麗にネギを刻みます。
    ゆうゆうの教育の賜物でしょう。

    一緒に準備をする友達から文化祭の出会いで彼氏が出来るかも、なんて言われてひめの顔から笑顔がこぼれます。
    ひめの理想の彼氏は白馬に乗った王子。
    彼女の地位を考えると決して夢物語とも言えませんが、ひめの空想に現れた王子は来月公開の映画に登場するジーク王子そのもの。


    文化祭のシーズンというよりプリキュア的には映画宣伝シーズンですね。
    10周年コメ後のOPでも映画本編映像を使った宣伝が始まりました。

    ふなっしーや増子美代さんの登場をアピールしつつ、映画冒頭と思われる戦闘シーンも公開。
    そしてバレリーナ人形から美少女に変わるつむぎちゃんは、動く所を見ると思っていた以上に可愛いですね。CV.堀江由衣さんでしたっけ?

    さらにはドレス姿のめぐみが正装した誠司の腕をとってダンスするシーン。
    プリキュア5の映画でも似た様なシーンがありましたが、女児が憧れるお姫様のイメージですかね。

    続けて凄い目力で戦うラブリー。新フォームはラブリーの映画専用でしょうか。
    ラブリーに限らず全般にプリキュア達が凛々しく描かれています。
    弾丸マシンガンさえ格好良く見える不思議!

    最後にブラックファングの禍々しい姿を見せて映画宣伝OP第1段は終了。
    まだ公開まで2週間弱あるんですが、例年通り手加減の無いネタバレ具合です。
    早く観に行かないと全部見せちゃうよ感が凄い。


    話戻しますが、
    ブルースカイ王国の奪還(幻影帝国本拠地殴り込み)は全員のイノセント化待ちでしたっけ?
    どうせ膠着状態と甘く見て王女は呑気に日本の学校文化を楽しんでしますが、これでいいんでしょうか?

    文化祭準備で張り切っているひめですが、彼女がやる気を出すとサッカー回を思い出して嫌な予感しかしないんですよね。


     ◆34人目のご挨拶



    今回の10周年記念コメントは、ふたりはプリキュア(Max Heart)からキュアホワイト。

    身のこなしも軽やかですし、とても可愛い声でホワイトと言うより雪城ほのかという感じでした。
    (戦闘形態のプリキュア状態だと、ドスの利いた厳しい声の印象が強いので。)

    何はともあれキュアブラックで始まったシリーズ10周年記念の歴代プリキュアによる挨拶も、ブラック同様シリーズの最初に登場したプリキュアであるホワイトで終了しました。


    最後まで登場しなかったキュアエコーは映画専門プリキュアとしての地位を確固たるものに出来ましたね。
    良かった良かった。

    自身のブランド価値をよく理解していますね。
    別に仲間外れにされた訳ではなく、あゆみちゃん自ら出演をお断りしたのです。

    初代のなぎほの2人から締めの挨拶を打診された際、
    「映画を観ていない子は私のこと分からないので…」
    と謙遜したうえで、貴重なTV版未登場というステータスを守りました。
    (過去にASNSが放送されましたがあれはノーカウントで。)

    TV用の企画にほいほい出たりしない。
    未出演はステータスだ、希少価値だ!


    すみません。
    ホワイトさんの挨拶回だったのにエコーの話ばかりになってしまいました。
    出ないことで、出た人より目立つ。
    これは今後ホワイトとエコーの確執に発展するかも。

    というかNewStageシリーズが終わってしまい、そもそもエコーの出番が確保出来るかどうか…。
    一部情報では来春もオールスターズ系の映画が続く予定だそうですが、また横浜が襲われてくれないかな?


     ◆余剰人員



    文化祭の準備が進むぴかりが丘学園。

    ひめは設営の手伝いで木材を運ぼうとしますが、重すぎて持ち上げられません。
    誠司が同じ木材をひょいと苦も無く運ぶのを見て、これは自分に向いた仕事じゃないと悟るひめ。
    プリンセスが弱いのって、ベースのひめが非力過ぎるからなのでしょうか?

    もっと他の手伝いをしよう。
    ふと見るとめぐみがいつものダサい格好で何やら大工仕事をしています。
    本当にめぐみはダサい格好がよく似合う。

    それはともかく頑張っているめぐみを手伝おう。
    何せ前回ロケット作りであれ程役に立たなかっためぐみがやっている仕事です。流石に誰でも出来るはず。

    めぐみから釘を打つ仕事を教わって自分でやり始めるひめ。
    これなら私でも出来ると嬉々として釘を打ちますが、すぐに金槌で指を叩いてしまいます。
    めぐみが心配してくれますが手伝おうとしたのに迷惑を掛ける訳にもいかず、自分で水で指を冷やします。
    (この流れはやはり、やる気が空回りして悲惨なラストを迎えたサッカー回のパターンか?)


    やはりお姫様に大工仕事は無理か。

    アバンで華麗な包丁さばきを見せてましたし、ここは料理担当のゆうゆうを手伝おう。
    と思って「ぴかり茶房」に戻るも、既に準備は終わっておりゆうゆうの姿は見えません。

    これじゃやること無いな。暇だしいおなの様子を見に行くか。
    やること無くてふらふらと関係無い所に顔を出すって、結構な迷惑者ですね。

    いおなのクラスではタロットによる「占いの館」をやる模様。
    なるほど、経験のある出し物なら安心感あります。
    これは祭りの時に道場に占い師をやらされていた、いおなありきの出し物でしょうからクラスの中心人物ですね。ひめと違って。

    あっ、居た!いおなだ。
    やること無く1人浮いていたひめは、占い部屋の準備をしているいおなに声を掛けます。(迷惑)
    いおなもカーテンを手で整えてるだけだし別にいいか。

    ひめ「いおなー。何かやることな~い?」
     「何か手伝うこと無い?ネギ刻んだりとか、紅しょうが刻んだりとか。」

    可愛く言いますが、要は「刻む」こと以外出来無いんですね。そりゃ役に立たない訳だ。
    いおなも流石に怪訝そうな顔をします。うちのクラスは占いだからそういうのは無いわね。

    自分が活躍出来無い悩みを打ち明けるひめに、いおなは文化祭は皆で力を合わせることが大事と優しく諭します。
    以前の殺伐とした対応じゃないのをいいことに「一目置かれたり、チヤホヤされたりしたい」と本音を話すひめですが、すかさずリボンが釘を差します。

    リボン「いやしくもひめは一国の王女様。そんな自己中な気持ちでいてはいけませんわ。」
    というかリボン学校に居たのか。

    ひめはドキプリだったらジコチューにされてたでしょうね。
    「でも~」と拗ねる表情が可愛い。

    余程暇だったのか、いおなは気落ちするひめに占いをしてあげることにします。
    本物のタロットカードを使うかと思いきやキュアラインの占い機能を使ういおな。それでいいのか?

    そして占いの結果は・・・大吉。
    えっ?タロット占いなのに大吉?
    恋愛運も含め全て最高の結果ですが、これはプロの占い師によるやらせなのでは?


     ◆ひめの活躍



    流石に占いの結果に疑問を持つひめ。
    だって彼女だけやること無くて暇してるんですからね。

    暇を持て余して渡り廊下を歩いていると、地味で爽やかな眼鏡男子と遭遇します。
    彼の誘いを受けてポスター貼りを手伝うことになったひめ。
    自分の仕事が出来て楽しそう。

    一緒に校内を歩いていると、眼鏡君はクッキング部の女子からお菓子の味見を依頼されるなどチヤホヤされます。
    何でも彼は生徒会長だとか。そういえば見覚えあったと思うひめ。
    ひめでも生徒会長は見覚え位はあるんですね。それにしても地味な生徒会長だ。

    でも何で生徒会長ともあろう人がポスター貼りなんてやってるんだ。
    ひめの疑問に対して動き回ってるのが好きと答える眼鏡会長。
    へえそうなんだ。

    眼鏡「さ、次に行きますよ。白雪君。」

    !?

    何で名前知ってるの?
    驚くひめに、生徒全員の名前を覚えているとさらっと言う眼鏡。
    こいつ地味に見えてただ者じゃない。

    きっと生徒会長選挙を勝ち抜くためのアピールで覚えたんでしょう。
    ひめなんてクラスメートでも時々名前間違えるのに。
    ひめを馬鹿にしたい所ですが、転校生ならそんなものでしょう。
    むしろ会長が凄すぎるだけです。


    一通りポスターを貼り終わって後の会話で、実は会長は寂しそうにしてたひめを気遣って手伝いを依頼したことが発覚します。
    この優しさと気遣い、ひめも彼が会長で良かったと喜びます。
    (ついさっきまで生徒会長であることも知りませんでしたが。)

    まったくの余談ですが、ポスターには第20回ぴかり祭と書かれています。
    ぴかりが丘学園ってまだ創立20年なのでしょうか。
    一瞬短い様に感じましたが、よく考えれば10年もあれば34人(+α)もプリキュアが誕生する位だから結構長いのかも。

    それはさて置き、会長が去った後に何処からか湧いて出てくる友人達。
    好意的に見れば、役割が無くて寂しそうにしていたひめを心配したんでしょう。
    しかし過去の本作登場人物の行動を考えれば、ただ単にいい感じのひめと生徒会長の様子を覗き見してたとしか思えません。

    (ところで他の子がひめを煽る言葉に黙って頷くゆうゆうがモブキャラみたいです。
     やっぱりこの子の見た目は地味だと改めて認識しました。
     いつものぶっ飛んだ言動が無いと目立たない。)

    どれだけ煽られてもひめの理想は白馬に乗った王子様。
    ブレません。あんな地味な奴に男としての興味は無さそう。


    一方こちらもブレないめぐみ。
    恋話の流れを完全に無視してひめに文化祭準備の手伝いをお願いします。
    この子の泥臭さは個性ですね。

    めぐみに誘われ文化祭の顔であるゲートの所に行くと、形は完成していますが塗装がされておらず見た目が最悪です。

    大工仕事が出来る連中は揃ってたんでしょうが、美的な外観に気を配る人材が居なかったんでしょう。
    だってゲート作りに従事していたのは男子とめぐみ。女子力0ですね。

    逆に極めて高い女子力を持つひめは俄然やる気を出してペンキで色を着けていきます。
    自分が手を動かすだけでなく、周囲の友人に指示も出すなど完全に中心になっています。

    そうか、これだ。
    ひめは庶民的な仕事をする能力とコミュニケーションスキルが低いだけで、彼女にあった活躍の場があれば輝けるんです。

    一度組み立ててから飾り付けるという厳しい状況ながら、ひめ先生の指導によって夕方には素晴らしい外観のゲートに生まれ変わりました。
    やり遂げた達成感でみんな嬉しそうです。
    これこそ素晴らしい文化祭の経験、青春ですね。

    生徒会長による下校を促す放送と夕陽が照らす美しい学校の風景の後、招かれざる客・ナマケルダのニヤリとした笑顔で前半パート終了です。綺麗なまま終わらないなあ。


    通常であればこの後は後半パートの感想ですが、前半終了後のCMで映画の宣伝がありました。
    (少なくとも私の見ていた朝日放送では。)
    そこでめぐみの声のナレーションが、アニメ本編におけるひめの妄想の中の王子に言及します。
    CMと本編が連動するという周到に用意された広告活動ですね。

    さらにOP映像には無かった色々な映画のシーンが出て来て盛り上げてきます。
    これはまさかのひめ「憧れ」のキスシーン?ひめのエロさが顔に思いっきり溢れ出しています。

    そして続く2つ目のCMでは、今度は応援隊長のふなっしー(実写)が出て来てこれでもかと映画を宣伝して来ます。
    1つ目のCMには無かったつむぎやブラックファングのシーンなども盛り沢山で、徹底的に盛り上げます。
    最後に前売り券の特典バッグも宣伝しつくし、ようやく怒涛の映画広報が終わります。
    因みに3つ目のCMはフォーチュンピアノの玩具の宣伝でした。今やフォーチュンの変身玩具より映画の方が重要なのがよく分かります。


     ◆他の方の感想紹介

    四十路男の失敗日記
    「ひょろメガネ男」とかやっぱり生徒会長の印象は良くないですね。
    見た目のショボさが気になったのは私だけじゃなかった。
    御子柴感はあまり無かった気がしますが。

    穴にハマったアリスたち
    ひめが気軽にあちこちに声を掛けていることを持って、コミニュケーション面の成長を喜ばれています。
    しかしお気付きでしょうか、いよいよやることが無くなったひめは、わざわざプリキュア仲間のいおなを探して話しかけていたことに。あの子は“慣れた”相手以外は今でも苦手だと思います。

    そして私同様、今回挨拶されたホワイトさんの「可愛さ」が気になった様子。
    最近ホワイトさんのイメージは「可愛さ」より「強さ」ですよね。

    GFFB
    今回のエピソードをドキドキの文化祭エピソードに重ね合わせて解釈されています。
    ひめは「幸せの王子」に対する「街の人」ポジション。街の人が立ち上がることで文化祭が成功したということかな。

    この辺あまり私は考えを整理出来ておらずうまく表現出来ませんが、ひめは確かに自分1人では非力だと強調していましたものの、王子と街の人という広い観点のエピソードというより、ひめが周囲との関係の中で強くなれるという、ある意味ひめ個人に焦点が当てられたエピソードに思えました。
    私とは違った見方、解釈という意味でとても新鮮に感じ、興味深い内容の感想です。

    真・南海大決戦
    感想の内容よりも、とにかく冒頭のひめちゃんの絵が可愛い。
    絵だけでも見て下さい。感想はいいから。(←失礼)

     ◆感想後半に続きます


    それでは長くなったので、第34感想はここで一旦区切り、続きは別エントリーにします。
    前半パートは役立たずだったひめが、生徒会長のサポートもあって文化祭準備に加わることが出来たいいお話でしたが、最後に出て来た恋の狩人が後半どんな邪魔をすることでしょう。
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    30代のプリキュアファン。
    ミュージカルやライブなど、
    プリキュア関連イベントにも参加。
                        
    アイコンは漫画家の
    「かずといずみ」先生に描いていただいたキュアピーチです。

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