2012.04.24
映画「プリキュアオールスターズNewStageみらいのともだち」+キャスト舞台挨拶感想 4
2012年春のプリキュア映画+出演声優舞台挨拶の感想4です。
感想3からの続きとなります。
「一体いつ書き終わるんだ。さっさとしろよ。」
私の自分に対する心の声です。
ネタバレ有りで書きますので、未鑑賞の方は注意して下さい。
・
フレッシュ、ハトプリ勢の活躍であゆみ達は先に進みますが、
フュージョンの欠片達は合体巨大化し、
港の大型船を持ち上げます。
これにはタルトはんも「ありえへーん。」と驚愕です。
「ピースはあゆみちゃんを守ってて。」と言い、
スマプリ、スイプリの面々が、フュージョン製のレール上を
射出されようとする船を止めます。
当たり前の様にピース戦力外扱いなんだな。
流石にスマプリ、スイプリだけでは厳しい状況で、
ハミィがスクリーンの前の幼女達に向けて、
「ライトを振ってプリキュアを呼んでニャ。」と呼びかけます。
本作でミラクル(デコル)ライトは、
仲間を呼ぶ狼煙の様な扱いの模様。
スマプリ、スイプリ勢がふっ飛ばされ、
船が街に落とされそうになりますが、
MaxHeartの3人が登場して受け止めてくれます。
(…が、一切台詞はなし。)
この辺りから
”えーいえんのともだっち。プリキュッア。”
と本作のテーマ曲が流れだし、
スプラッシュスター勢、5gogo勢も駆けつけてくれます。
……が、やはり一切台詞は無し。
テーマ曲の勢いで誤魔化してますが、
初代から5gogoまでのプリキュアは登場すれどセリフ無し。
まさかこんな形のリストラがされるとは。
人数多すぎるから、何らかの形のリストラがされるとは思っていましたが、
声優の方達は、ファンから「映画期待してます。」とか言われてたら、
どう反応していたのでしょうか。
さて、フュージョンが街に落とそうとしていた大型船ですが、
何だかんだでパッションが瞬間移動で港に戻します。
いや、最初っからそうしろよ(笑)。
ついでにあゆみもフーちゃんの所に届けてやれ。
これだけ大勢のプリキュアが揃った時のスマプリ勢の反応ですが、
サニー「数えきれないよ。」
ビューティー「28人です。」
ピース「頼もしいね。」
ハッピー「(先輩達に向けて)このあゆみちゃんが、(フーちゃんのいるタワーに)行きたいって。」
サニーの台詞に対し、すかさず正確な人数を答えるビューティーや、
他人ごとの様な台詞のピース。
まったく遠慮なしに状況を説明し、協力を求めるハッピーと、
それぞれ個性が出ています。
特にハッピーの台詞は、先輩プリキュアに対しても壁を作らず、
すぐに協力出来る関係を作るあたり、人間的に理想的な態度です。
先輩プリキュア達も笑顔で応えるなど、気持ちのいい関係が成立しています。
(頑として台詞は発しませんが。)
・
プリキュア達の協力で、あゆみは着実にフーちゃんに近づきますが、
フュージョンの生み出す闇に飲み込まれてしまいます。
自分を助けてくれるプリキュア達から引き離されますが、
既にハッピー達の言葉は、あゆみの心を成長させています。
心のなかで
「私は1人じゃない。」
「私の思いを伝えるんだ。」
と強い気持ちを持つあゆみ。
その強い気持ちで、あゆみ自身が新しいプリキュアの姿に変身します。
メロディは、周囲の闇が消えていくことに気付くと、
プリキュアに変身したあゆみが名乗りを上げます。
「思いよ届け。キュアエコー。」
名前はともかく、「思いよ届け。」の部分は、
あゆみ(エコー)の切実な気持ちが反映されています。
あゆみも(元から)プリキュアだったのかと勘違いするハミィに対し、
タルトはんが”たった今”生まれた新しいプリキュアであることを説明します。
因みにミューズさんによると、友達を守りたいという気持ちさえあれば、
女の子は誰だってプリキュアになれるそうです。
そう言えばスマプリ第2話でキャンディが、
プリキュアって友達を大切にする子がなれるのかも…って言ってましたね。
プリキュアの成立条件。興味深いけどシリーズ通して考えると、
たぶん一貫したものは無い気がします。(その辺は後付でいいんです。)
さて、キャンディはスクリーン前の幼女達に、
ライトで応援するように煽ります。
まだ周囲を囲む闇に進路を見失い、
必死に進もうとするも立ち止まってしまうキュアエコー。
そんなエコーの進む道を、
ミラクルライトからと思しき無数の光が照らし出します。
これは斬新なミラクルライトの使い道。まあライトとしては当たり前の使い道ですが。
「応援してくれる人がこんなに。」
キュアエコーはどアップで「ありがとう。」とお礼を述べます。
実際にはキャンディの煽り等、観客は"そういう"場面だからライトを使うだけでしょうが、
作品的には友達を大切に思い、自分の気持ちをはっきり言葉にすることで、
プリキュアを含め多くの人達が応援してくれるということでしょう。
・
ミラクルライトが作る光の道を進み、
ついにキュアエコーはフーちゃんの所に辿り着きます。
エコーは以前の自分の誤りを認め、フーちゃんに話します。
「みんなに気持ちを伝えないで、学校や街のせいにしてた。」
フーちゃんはまだ全て”リセット”出来ていない中で、
あゆみの願いが叶ったかどうか心配しますが、
あゆみにとって、既に願いは叶っています。
エコー「もう叶ったよ。友だちになってくれてありがとう。」
あゆみは転校による孤独で悩んでいたため、
フーちゃんという大切な友達が、
出来たことで悩みは半ば解消されていました。
さらにプリキュア達に助けられ、
自分の気持ちを言葉にして伝えることが出来た今、
あゆみ(エコー)に悩みや迷いはありません。
エコーが「大好き」と言ってフーちゃんを抱きしめると、
空を覆っていた暗雲が晴れていきます。
フーちゃんに想いを伝えるという願いが叶い、
エコーの胸のりボンが落ちて、変身が解除されていきます。
(しかし、変身が解けても落ちたリボンはそのまま残ってます。)
ふと気づいたのですが、あゆみはキュアエコーに変身している間、
まったく戦闘に参加していません。
戦わないなら変身する必要は無かったんじゃないでしょうか?
そんなことを考えていると、改心した綺麗なフーちゃんとあゆみに対し、
邪悪なフュージョンの残党が襲い掛かります。
ハッピーの「ハッピーエンドを邪魔しちゃダメ!」という言葉とともに、
スマプリの5人がフュージョンの攻撃を防ぎます。
これに綺麗なフーちゃんが力を貸し、
妖精達の「頑張れスマイルプリキュアー!」の応援もあり、
5人は悪のフュージョンを退けます。
映画オリキャラのエコーに主役を奪われても、
最後は現在放送中作品のスマプリ勢に華を持たせる訳ですね。
最後にフーちゃんは消えていきますが、
「フーちゃんはこの街にいる。ずーっとあゆみのそばにいる。
未来もずーっと友達。」と言い残します。
うーん。いまいちわかりませんが、
サブタイトルの”みらいのともだち”はフーちゃんのことなんでしょうか?
未来も友達だとして、今既に友達なんだから
”みらいのともだち”はおかしい気がするんですが。
とにかく一連の出来事を通じて成長したあゆみは、
帰って来た?母親や隣家の犬に声を掛けて和解します。
学校でもクラスメート達に「あゆみって呼んで。」と
気軽に話掛けて新たな友達を作っていきます。
めでたしめでたし。まさにハッピーエンド。
EDに入る前に、プリキュア達の皆で横浜の港を歩くシーンが入りますが、
最初各キャラの脚だけ映されてマニアックな眺めでした。
因みにEDはスマイルプリキュアの「イェイ!イェイ!イェイ!」でしたが、
オールスターズ28人であのダンスをするのでインパクトが凄いです。
特に「わっくわっく」と両手を挙げるシーンのムンライさん、はしゃぎ過ぎです。
ラストで秋のスマプリ映画の宣伝もありました。
内容はまったく不明ですが、公開日は10/27(土)だそうです。
また初日に行ければいいな。
感想5・声優舞台挨拶に続く。
今回のプリキュア映画の感想は、次が最後の筈です。
感想3からの続きとなります。
「一体いつ書き終わるんだ。さっさとしろよ。」
私の自分に対する心の声です。
ネタバレ有りで書きますので、未鑑賞の方は注意して下さい。
・
フレッシュ、ハトプリ勢の活躍であゆみ達は先に進みますが、
フュージョンの欠片達は合体巨大化し、
港の大型船を持ち上げます。
これにはタルトはんも「ありえへーん。」と驚愕です。
「ピースはあゆみちゃんを守ってて。」と言い、
スマプリ、スイプリの面々が、フュージョン製のレール上を
射出されようとする船を止めます。
当たり前の様にピース戦力外扱いなんだな。
流石にスマプリ、スイプリだけでは厳しい状況で、
ハミィがスクリーンの前の幼女達に向けて、
「ライトを振ってプリキュアを呼んでニャ。」と呼びかけます。
本作でミラクル(デコル)ライトは、
仲間を呼ぶ狼煙の様な扱いの模様。
スマプリ、スイプリ勢がふっ飛ばされ、
船が街に落とされそうになりますが、
MaxHeartの3人が登場して受け止めてくれます。
(…が、一切台詞はなし。)
この辺りから
”えーいえんのともだっち。プリキュッア。”
と本作のテーマ曲が流れだし、
スプラッシュスター勢、5gogo勢も駆けつけてくれます。
……が、やはり一切台詞は無し。
テーマ曲の勢いで誤魔化してますが、
初代から5gogoまでのプリキュアは登場すれどセリフ無し。
まさかこんな形のリストラがされるとは。
人数多すぎるから、何らかの形のリストラがされるとは思っていましたが、
声優の方達は、ファンから「映画期待してます。」とか言われてたら、
どう反応していたのでしょうか。
さて、フュージョンが街に落とそうとしていた大型船ですが、
何だかんだでパッションが瞬間移動で港に戻します。
いや、最初っからそうしろよ(笑)。
ついでにあゆみもフーちゃんの所に届けてやれ。
これだけ大勢のプリキュアが揃った時のスマプリ勢の反応ですが、
サニー「数えきれないよ。」
ビューティー「28人です。」
ピース「頼もしいね。」
ハッピー「(先輩達に向けて)このあゆみちゃんが、(フーちゃんのいるタワーに)行きたいって。」
サニーの台詞に対し、すかさず正確な人数を答えるビューティーや、
他人ごとの様な台詞のピース。
まったく遠慮なしに状況を説明し、協力を求めるハッピーと、
それぞれ個性が出ています。
特にハッピーの台詞は、先輩プリキュアに対しても壁を作らず、
すぐに協力出来る関係を作るあたり、人間的に理想的な態度です。
先輩プリキュア達も笑顔で応えるなど、気持ちのいい関係が成立しています。
(頑として台詞は発しませんが。)
・
プリキュア達の協力で、あゆみは着実にフーちゃんに近づきますが、
フュージョンの生み出す闇に飲み込まれてしまいます。
自分を助けてくれるプリキュア達から引き離されますが、
既にハッピー達の言葉は、あゆみの心を成長させています。
心のなかで
「私は1人じゃない。」
「私の思いを伝えるんだ。」
と強い気持ちを持つあゆみ。
その強い気持ちで、あゆみ自身が新しいプリキュアの姿に変身します。
メロディは、周囲の闇が消えていくことに気付くと、
プリキュアに変身したあゆみが名乗りを上げます。
「思いよ届け。キュアエコー。」
名前はともかく、「思いよ届け。」の部分は、
あゆみ(エコー)の切実な気持ちが反映されています。
あゆみも(元から)プリキュアだったのかと勘違いするハミィに対し、
タルトはんが”たった今”生まれた新しいプリキュアであることを説明します。
因みにミューズさんによると、友達を守りたいという気持ちさえあれば、
女の子は誰だってプリキュアになれるそうです。
そう言えばスマプリ第2話でキャンディが、
プリキュアって友達を大切にする子がなれるのかも…って言ってましたね。
プリキュアの成立条件。興味深いけどシリーズ通して考えると、
たぶん一貫したものは無い気がします。(その辺は後付でいいんです。)
さて、キャンディはスクリーン前の幼女達に、
ライトで応援するように煽ります。
まだ周囲を囲む闇に進路を見失い、
必死に進もうとするも立ち止まってしまうキュアエコー。
そんなエコーの進む道を、
ミラクルライトからと思しき無数の光が照らし出します。
これは斬新なミラクルライトの使い道。まあライトとしては当たり前の使い道ですが。
「応援してくれる人がこんなに。」
キュアエコーはどアップで「ありがとう。」とお礼を述べます。
実際にはキャンディの煽り等、観客は"そういう"場面だからライトを使うだけでしょうが、
作品的には友達を大切に思い、自分の気持ちをはっきり言葉にすることで、
プリキュアを含め多くの人達が応援してくれるということでしょう。
・
ミラクルライトが作る光の道を進み、
ついにキュアエコーはフーちゃんの所に辿り着きます。
エコーは以前の自分の誤りを認め、フーちゃんに話します。
「みんなに気持ちを伝えないで、学校や街のせいにしてた。」
フーちゃんはまだ全て”リセット”出来ていない中で、
あゆみの願いが叶ったかどうか心配しますが、
あゆみにとって、既に願いは叶っています。
エコー「もう叶ったよ。友だちになってくれてありがとう。」
あゆみは転校による孤独で悩んでいたため、
フーちゃんという大切な友達が、
出来たことで悩みは半ば解消されていました。
さらにプリキュア達に助けられ、
自分の気持ちを言葉にして伝えることが出来た今、
あゆみ(エコー)に悩みや迷いはありません。
エコーが「大好き」と言ってフーちゃんを抱きしめると、
空を覆っていた暗雲が晴れていきます。
フーちゃんに想いを伝えるという願いが叶い、
エコーの胸のりボンが落ちて、変身が解除されていきます。
(しかし、変身が解けても落ちたリボンはそのまま残ってます。)
ふと気づいたのですが、あゆみはキュアエコーに変身している間、
まったく戦闘に参加していません。
戦わないなら変身する必要は無かったんじゃないでしょうか?
そんなことを考えていると、改心した綺麗なフーちゃんとあゆみに対し、
邪悪なフュージョンの残党が襲い掛かります。
ハッピーの「ハッピーエンドを邪魔しちゃダメ!」という言葉とともに、
スマプリの5人がフュージョンの攻撃を防ぎます。
これに綺麗なフーちゃんが力を貸し、
妖精達の「頑張れスマイルプリキュアー!」の応援もあり、
5人は悪のフュージョンを退けます。
映画オリキャラのエコーに主役を奪われても、
最後は現在放送中作品のスマプリ勢に華を持たせる訳ですね。
最後にフーちゃんは消えていきますが、
「フーちゃんはこの街にいる。ずーっとあゆみのそばにいる。
未来もずーっと友達。」と言い残します。
うーん。いまいちわかりませんが、
サブタイトルの”みらいのともだち”はフーちゃんのことなんでしょうか?
未来も友達だとして、今既に友達なんだから
”みらいのともだち”はおかしい気がするんですが。
とにかく一連の出来事を通じて成長したあゆみは、
帰って来た?母親や隣家の犬に声を掛けて和解します。
学校でもクラスメート達に「あゆみって呼んで。」と
気軽に話掛けて新たな友達を作っていきます。
めでたしめでたし。まさにハッピーエンド。
EDに入る前に、プリキュア達の皆で横浜の港を歩くシーンが入りますが、
最初各キャラの脚だけ映されてマニアックな眺めでした。
因みにEDはスマイルプリキュアの「イェイ!イェイ!イェイ!」でしたが、
オールスターズ28人であのダンスをするのでインパクトが凄いです。
特に「わっくわっく」と両手を挙げるシーンのムンライさん、はしゃぎ過ぎです。
ラストで秋のスマプリ映画の宣伝もありました。
内容はまったく不明ですが、公開日は10/27(土)だそうです。
また初日に行ければいいな。
感想5・声優舞台挨拶に続く。
今回のプリキュア映画の感想は、次が最後の筈です。
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