感想(後編):Go!プリンセスプリキュア第10話「どこどこ?新たなドレスアップキー!」

    Go!プリ第10話の感想後編です。

    (前編はこちら→Go!プリ第10話の感想前編






    ノーブル学園敷地内にある謎の小屋に侵入して
    寮母の白金さんに見つかった一同。

    白金さんは静かに説明してくれました。

    なんでもここは、ノーブル学園歴代卒業生が卒業時に薔薇を植え、そして各々の夢を仲間と誓い、それをタイルに書き残す場所だとか。
    本来卒業生だけが入れる在校生には秘密の場所だそうで、3人は入り込んでしまったことを謝罪します。

    ここでみなみさんが気付きます。

    「アンダーザローズ」

    西洋の古い慣用句で「秘密」という意味だそうで、だから周囲に薔薇を植えていたのですね。
    というか何故みなみさんはそんな言葉を知っていたんでしょうか。物知りですね。



    在校生の立場でこの秘密をしってしまうのは勿体ない気もしますが、先輩達が学園生活において素敵な夢を持って過ごしていたと知ることは、今まさに夢を抱えている彼女達にとって感慨深く、想いを新たにした瞬間であったことでしょう。

    その時、3人が持っていたドレスアップキーが、それぞれ別々のタイルと共鳴するように不思議な光を放ち出しました。
    白金さんの目の前で!
    (白金さんも当然驚いた様子でしたが、何かを知ったうえでの表情の様な気もしました。)

    何か大事なことが起ころうとしているのに時同じくして、追い詰められたクローズが強力な夢の力を感じ取って小屋に向かってきました。
    ゆいちゃんの目の前で!

    先輩達の強い夢は、クローズにとって恰好のゼツボーグの元となります。
    とっさに3人は屋外に逃げ出しますが、逃げ遅れた白金さんを中に残したまま、小屋は薔薇とともに巨大なゼツボーグと化します。

    追い詰められる3人とゆいちゃん。
    ここまで誤魔化してきましたが、今回は都合よく気絶してくれないようです。

    背に腹は代えられない。
    躊躇していては自分たちはおろか、ゆいちゃんまで危険にさらしてしまいます。
    意を決した3人は、ゆいちゃんの目の前でプリキュアへと変身しました。

    キュアフローラ「先輩達の夢、返していただきますわ。お覚悟はよろしくて?」



    3人で戦いを挑むものの、ちょっと強そうな感じ。
    よし、手加減せずにいこう。

    キュアフローラ「一気に行くよ!」

    格闘戦もそこそこに、すぐモードエレガントに変わってフローラルトルビヨンをぶっ放します。
    しかしそれを吹き飛ばすゼツボーグ。

    アロマ先生の解説によると、夢を沢山閉じ込めた分、いつもより強いんだとか。

    プリキュア達を崖際に追い詰め、苦し紛れに飛び上がった所を青い薔薇の触手で捕らえて投げ飛ばす。
    いい。これはいけそうだ。今日こそプリキュアに勝てる。

    クローズは勝利を意識して笑みをこぼしますが、窮地のプリキュアに迫るゼツボーグの姿がまずかった。

    ゼツボーグの姿は先輩達の夢が詰まった小屋そのもの。
    それがクローズに悪用されているのを目の当たりにし、プリキュア達の闘志に火を着けてしまいました。

    そしてそんなプリキュア達の強い気持ちに対し、小屋の中に残してきたドレスアップキーが反応。
    3人同時に必殺技を撃つ豪華な攻撃により、流石の強力なゼツボーグもとうとう止めを刺されました。

    ゼツボーグ「ドリーミングゥー」(声が低くて太い!)





    白金さんの無事を確認した3人は、小屋の中で新たなドレスアップキーをそれぞれ見つけます。

    アロマ先生および駄犬パフによると、新たな3つのドレスアップキーはエレガントドレスアップキーなるもので、トゥインクルのは「ルナキー」、マーメイドのは「アイスキー」、フローラのは「ローズキー」だそうです。
    なんか若干お洒落な造形な気がします。

    鑑賞に浸っている3人ですが、それを遠巻きに見つめる人物が…。

    ゆいちゃん「はるかちゃん。」

    えーっと、どうするんでしょうか。



    クローズ「俺は、俺はまだ…」
    ディスピア「見苦しいぞ、クローズ。」

    崖っぷちの場所で、立場的にも崖っぷちになるクローズ。

    海上に映し出された立体画像の様なものですが、
    ついでにフローラもディスピアを初目撃します。

    カナタといい、ディスピアといい、自身の画像を投影するのが好きですね。


    その頃、カナタ王子は謎の神殿の様な場所で、3本の追加玩具を見つけていましたとさ。
    おしまい。

    (次回予告)

    フローラ「ディスピアの力でクローズが変身!?」
    マーメイド「自分であることを捨ててまで戦おうとするなんて!」
    トゥインクル「いつもと同じようにはいかないって訳ね。」

    これは、非常に、まずい展開だ。ギリンマ君しか思い出せない。





    自分たちより先に同じ学園生活を歩んだ先輩達の夢が集まった素敵な場所を見つけた3人。

    そんな素敵な経験を忘れさせる位追い詰められまくっているクローズ。

    そしてはるはる達がプリキュアに変身して活躍するのを目撃したゆいちゃん。

    挙句の果てに砂漠でエターナルゴールデンクラウンを見つけてきた岡田ばりに、知らないうちに新たな玩具を見つけだしていたカナタ王子。

    色々自体が動きすぎていて、感想の焦点を絞れません。



    取り敢えずクローズは次回さようならになる可能性が濃厚でしょう。

    私なりに精一杯クローズが無事助かるパターンを考えましたが、今のところ希望が持てる要素に乏しすぎます。
    完全に悪役ですが、憎めないいいキャラなんですけどね。



    ゆいちゃんが今後どういう扱いになっていくかも、現状まったくの謎です。

    個人的にはハピチャの誠司の様に、一般人の立場のまま良き理解者になってくれるのではないかと予想していますが、追加プリキュアの可能性や、OPに登場するヴァイオリンを演奏する銀髪仮面化する可能性も排除出来ません。



    最後はカナタ王子。

    今後彼が玩具支給係としていいように扱われる方向は見えましたが、3人分まとめて見つけ出しのはいただけません。
    そこは2本だけ見つけて、みなみさんを焦らせるべきだったのでは無いでしょうか?


    そんなこんなで今回の感想はここまでです。
    次回のクローズさんが気になる…。
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    nonbon

    30代のプリキュアファン。
    ミュージカルやライブなど、
    プリキュア関連イベントにも参加。
                        
    アイコンは漫画家の
    「かずといずみ」先生に描いていただいたキュアピーチです。

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