映画プリキュアスーパースターズ&舞台挨拶 感想 と吉田仁美さん、吉田達彦さんCDリリイベ

    本日3/17公開のHUGプリ世代参戦の春のプリキュア映画、プリキュアスーパースターズの舞台挨拶付き上映を豊洲で観てきましたので、作品と舞台挨拶の簡単な感想を書いておきます。

    ※大したことは書いていませんが、一応ネタバレを気にする方はお気を付け下さい。



    【作品感想】

    今回は最速上映を見ていないので、この豊洲舞台挨拶上映の1回しか見ていない状態での感想になります。

    話の展開自体はあまりアレコレある様な捻ったものではないと感じましたが、ゲストキャラであるクローバーがファンタジー的な存在であり、且つあまり彼や彼に関わる鬼火について詳しい背景が(恐らく意図的に)説明されていなかったため、自由な解釈やイメージの余地が残る不思議と気持ち良い終わり方をした気がします。

    作中での描写だけを素直に受け取れば、鬼火はただ単に利己的な理由のみでクローバーを利用したのでしょう。
    しかし自由に深読みすれば、野乃はなが扉を通じて時間を旅した様に鬼火も時間的に順序が転倒しており、約束を破られたクローバーの傷ついた思いから生まれた闇なのではないでしょうか。

    鬼火がクローバーに復讐を焚き付けたのは、本人の言葉を信じれば闇を集めるためだったのでしょうが、"元々"クローバーが抱いた復讐心の化身こそが、鬼火だったのかなと。

    映画全体としては、約束を何としても果たそうとする野乃はなさん(それが理想の自分だから)と、1人で出来ないことを協力してやらせてあげようとする魔法つかい・アラモード・HUGっとの各プリキュア達の真っ直ぐな思いがクローバーに伝わるという話だったかと思いますので、変な起伏が無く観客側にも真っ直ぐ伝わる内容だったのではないでしょうか。

    一方で細かい部分では、冒頭の苺坂の長老によるヴェルタースオリジナルのパロディーや、ドラえもんのバイバインを彷彿とさせる魔法による苺メロンパンの増殖シーンなど、思い出のミルフィーユ程では無いにせよ、楽しく見られるちょっとした仕掛けも幾つかあってバランスは取れていました。

    ネット上で他の方も指摘されていましたが、プリキュア映画の華である変身シーンを敢えて後半に持ってきたことは意外でした。
    勿論そういう構成もおかしくはないのですが、変身は勿体ぶらずに早いタイミングからどんどん見せるのがこれまでのプリキュア映画のパターンだったと記憶しており、“みんなの想いが集まってプリキュアになる”という様な意味合いでもあったのでしょうか。
    この構成にどの様な意味を見出せるかは、もう一度映画を見直して考えてみたいところです。

    と言ってもなかなかスケジュール的に2回目を見ることが出来ないので、もし何かお考えのある方は、コメント欄などで指摘して頂けると喜びます。


    そして春の映画終了後に待っていた衝撃。


    HUGプリの単独映画が秋(10/27)に公開されることは例年通りであり想定の範囲内でしたが、そこにまさかのキュアブラック、キュアホワイトの姿が!

    今回の春映画でさんざん各世代のプリキュア同士の面識を強調する描写がありましたが、改めて15周年の今年の秋映画でコラボというのはインパクトがありました。
    事前にネット上の情報で知っていた私でも印象的だったのですから、全く事前情報無しに映画館で知った最速上映組の衝撃が想像されます。

    キュアエールとキュアブラック、キュアホワイトについて何か神秘的な出会いを思わせる予告映像でしたが、個人的には“何てことの無い出会い”といった風に描いて欲しい気もします。

    なぎさとほのかは、たまたま「プリキュアってだけで」基本的には普通の女子中学生だった訳ですから、メタ的には初代という大先輩ポジションですが、あくまで作中の世界観では同じ目線の仲間であって欲しいと思います。

    何はともあれ秋の楽しみが公式にアナウンスされて良かった。

    引坂さんが舞台挨拶で「頑張って次の世代にバトンを繋ぐ」という趣旨のことを仰っていましたが、来年のことを言うと鬼が笑いますが、少なくとも半年先の楽しみは保証されました。
    そこまでにTVアニメの方のHUGっと!プリキュアがどんな物語を見せてくれるのかも含め、楽しんでいきたいと思います。


    【キャスト舞台挨拶感想】

    登壇者はゲスト声優の方を含め以下の4名

    (クローバー役) 小野賢章さん
    (野乃はな=キュアエール役) 引坂理絵さん
    (薬師寺さあや=キュアアンジュ役) 本泉莉奈さん
    (輝木ほまれ=キュアエトワール役) 小倉唯さん

    そして司会はいつもの寺迫麿さん。

    私は声優キャストの方々全員初めてお見掛けしますが(立川立飛で引坂さん見た様な気も)、プリキュア3名はフレッシュというか何というか、少し大人しい様な印象でしたね。

    一方ゲスト声優の小野賢章さんは、ご自身の役を"キュア"クローバーと仰ったり、HUGっと以前の作品のプリキュア達を"先輩プリキュア"と表現しておどけるなど、場を盛り上げようとして饒舌になるいい人感が好印象でした。
    今日お見掛けするまであまりよく存じ上げませんでしたが、顔も良ければ性格も良さそうな、ある種ズルい人だったでしょうか。

    小野さんは演技の際、可愛らしさのため「息を多めに」意識されていたそうで、演技の度に近くの美山加恋さんに「可愛かったです」的なことを仰って貰っていたそうです。本当にずるいな。

    小野さんご本人も、たしか両手に華とかアフレコ現場が良い香りとか、そんな羨ましい様なことを仰っていました。
    さらにプリキュアの女性声優陣とは豊洲の映画館の楽屋が離れていたそうですが、遠くから聞こえてくる女性陣のお喋りをおかずに弁当を食べたなど、イケメンでなければキツイ印象の冗談をシレっとぶん投げてくるにも関わらず、全く嫌な感じがしない。やはりズルい。

    今回は登壇されなかったもうお一方のゲスト声優である北村一輝さんは、ウソバーッカという怪物ながら嘘ばかりつくコミカルな役どころだったため小野さんとまるで違う楽しそうな演技でしたが、ご本人達的にはどちらの役が良かったんでしょうね。

    小野さんは恐らく気を使って色々話して下さったんだと思いますが、彼が沢山話した影響か本泉さんや小倉さんのコメントが少なかったことが少し残念でした。本泉さんのリアルさあや感などは一言だけでインパクトがありましたが。

    反面HUG組の座長である引坂さんは、小野さん同様に場を盛り上げようと(沢山話を振られるのもありますが)色々コメントされていました。ただ優等生的と言うと失礼ですが、まっとうなコメントが多かったので、10/27公開と告知された秋の映画の時は、もっと内輪のエピソード的なのを聞かせて貰いたいなあと思います。

    3人全員優等生な印象のHUGプリ声優キャスト陣の皆様、ぜひぜひ今年一年頑張って次代に立派な先輩の背中を見せて頂ければと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。


    【その他】

    スーパースターズの映画と全く関係ありませんが、たまたま公開初日と同じ日にプリキュアシリーズで数々の主題歌を歌われてきた吉田仁美さんがご出演のイベント(怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーCDリリイベ)があったので、映画の前に土浦のイオンモールに行ってきました。




    で、発売中のCDを購入して写真を撮って頂きました。



    吉田仁美さんと写真を撮って頂くのは確か今回が初。戦隊は見ていませんでしたが、良いイベントを開いてくれたものです。

    ミニライブではお子さま弄りが滅茶苦茶上手い吉田仁美さんと、お子さま弄りに慣れてらっしゃらない?吉田達彦さんが良い感じのコンビネーションを見せてらっしゃいました。

    スラっと長身の吉田達彦さんの言葉に子供達が芳しい反応を見せず、小柄な吉田仁美さんの仕草、言葉には大反響。いいですよね。

    撮影して貰った写真を見て思ったのは、吉田達彦さんの隣で写るのは良いことが無いということでしょうか。格好良い人は単独で写って貰うのが一番だ。

    因みに撮影の直前、せっかくの機会だからと持ってきていたプリキュアラジオの「ともだちの証」を仁美さんに持って写って頂こうとお願いしたのですが、物を持って頂くのがNG?だったのか、直ちに仁美さんご本人とスタッフから止められてご迷惑をお掛けしてしまいました。
    まあ仕方がない。今後はレギュレーションをしっかり確認して、適度に楽しもうと思います。


    最後に色々話題のHUGっと!プリキュア第7話ですが、明日3/18日曜日は宮本佳那子さんのHUGっと!プリキュアOPテーマ曲のリリースイベントを観に佐賀に行こうと思っているため、すぐには観れそうにありません。
    そのため当ブログでも感想を書かないか、書く場合でも更新は遅くなると思います。

    当ブログの更新を期待されている方はなかなか居ないと思いますが、念のためご了承下さい。
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    30代のプリキュアファン。
    ミュージカルやライブなど、
    プリキュア関連イベントにも参加。
                        
    アイコンは漫画家の
    「かずといずみ」先生に描いていただいたキュアピーチです。

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