声ガール!1話感想 テンポの良いお仕事挑戦ドラマだった

    以前もこのブログでご紹介した (「声ガール!が凄い」) プリキュアシリーズ15周年企画とのコラボドラマ「声ガール!」第1話が放送されました。

    深夜ドラマだったので序盤こそ半分寝ぼけながらでしたが、楽しんで観れたのでちょっと感想を書いておきます。

    ※放送開始は関東地区から。関西地区などは順次。
     各話ごとに期間限定の様ですが、TVerという民放公式サイトで動画視聴できる様です。



    キラキラ☆プリキュアアラモードでキュアカスタードを演じていた福原遥さんが、声優を目指す少女「菊池真琴」役でご出演ということや、ハピネスチャージの映像に合わせてのアフレコシーンがあるなど、プリキュアシリーズとのコラボを掲げ様々なプリキュア要素が色々詰めこまれているとの前情報から興味を持って観てみました。

    蓋を開けてみると確かにプリキュア要素は多いものの、悪い意味で気になるようなものでもなく、プリキュアを知らなくても楽しめるであろう"普通の"ドラマだった様に感じました。

    ヒロイン真琴が(余談ですが「真琴」と書くと剣崎を連想してしまいます)家の八百屋の手伝いから声優としてスカウトされ、素人ながらアフレコに挑戦する流れ、そして日高のり子さん演じる母親が娘の挑戦に特段異論を挟まない点など、序盤はやたらにスルスル話が進むテンポの良さが、深夜に観ていてちょうど良い軽さでした。

    一応声優素人の真琴に対して、真剣に声優に取り組む仲間から厳しい言葉を掛けられるシーンなどもありましたが、あまり重い展開が続く物語でも無さそうです。


    また、真琴がネット上から声優に関する浅い知識を収集する描写にはリアリティが感じられました。

    作中で不意に存在感を示す戸松遥さんに思わず笑ってしまったり、主演の福原遥さんの可愛らしさに癒やされたり、飽きることなく観れそうなドラマで良かった。

    それに福原遥さんの"演技経験が無くて演技が下手"という演技が上手くて引き込まれました。
    あんな自然に不自然な氷川いおな=キュアフォーチュンの演技を聞いたのは初めてです。
    しかも声は完全にキュアカスタード。


    福原遥さん自身は子供の頃にプリキュアが好きだったということで、コラボしているシリーズ15周年企画が想定するターゲット(子どもの頃にプリキュアを見て大人になった女性)が自己投影出来ることを意識したキャスティングだったのでしょうか。

    同世代の一般の女性に声優を目指す人は多くないでしょうが、それぞれの道でこれから仕事に向き合っていく人は多いでしょうし、そういう人が共感できるような"仕事の楽しさ"が表現されるのかなと想像します。

    ある意味、HUGっと!プリキュアで描かれているお仕事体験の20版といった感じでしょうか。

    公開されているプリキュアとのコラボPVからもそんな印象を受けます。



    興味を持ったきっかけはプリキュアとのコラボでしたが、純粋にドラマとして今後楽しんでいけそうな気がしています。
    夜遅い時間の放送ですが、録画するなどして皆さんも是非観てみては如何でしょうか。

    ところで朝日放送さんにご提案ですが、この様なプリキュアコラボドラマも作られる15周年の流れに乗じて、プリキュアラジオも再開されては如何でしょうか。
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    30代のプリキュアファン。
    ミュージカルやライブなど、
    プリキュア関連イベントにも参加。
                        
    アイコンは漫画家の
    「かずといずみ」先生に描いていただいたキュアピーチです。

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