2012.09.19
ストライクウィッチーズ劇場版 感想3(ヴェネツィア-赤ズボン隊編)
何ヶ月も前に見たストライクウィッチーズ劇場版の
感想の続きを今更ながら書きます。
今の目標はDVD発売前までの感想完結です。
【追記】劇場版感想はこの回で挫折しました。すみません。
2013/10/3
一応感想2からの続きで、
ヴェネツィアでのシャーリー、ルッキーニと
赤ズボン隊の3人が活躍する部分を書きますが、
ノベライズ版では時間的に少し遡ったエピソードも書かれており、
映画を見た方も読んでみると面白いと思います。
◆"ヴェネツィア編"
・
宮藤芳佳が空母天城で欧州留学に出発したのと同日、
ヴェネツィア公国ではシャーリー
(シャーロット・E・イェーガー大尉)が
ルッキーニ(フランチェスカ・ルッキーニ少尉)を
乗せたボートを漕いで川から街を眺めていました。
シャーリー「このあたりも随分復旧したなあ。」
2人の見る街並みは、ネウロイによる破壊から
今まさに復旧している途上のものです。
のんびりとボート上で寝そべっていたルッキーニは
何かを見つけて急に声を弾ませます。
「レガタストリカだ!」ルッキーニが見つめる
先には複数のボートの姿が見えます。
どうやらゴンドラによるスピードレースの
練習をしている様で、これも解散した501部隊の活躍によって
ロマーニャのネウロイが倒されたからこその光景です。
ところでシャーリーはスピードレースという言葉に
敏感に反応し不敵な笑みを浮かべています。
・
2人の会話の届かぬ場所で、
赤いズボンを履いた3人のウィッチが同じ
ヴェネツィアの川の上でボートに乗っていました。
ボートに乗っているのは504アルダーウィッチーズの赤ズボン隊3人。
ルチアナ・マッツェイ(CV広橋涼):ボートの漕ぎ手の長身ウィッチ。
マルチナ・クレスピ(CV水橋かおり):ちっちゃい子。
フェルナンディア・マルヴェッツィ(CV森永理科):通称フェル隊長。
ここでわざわざ声優の方の名前を出したのは、
赤ズボン隊の3人の声が非常によくはまっていたからです。
赤ズボン隊の3人はレガタストリカ優勝に向けて練習している際中でしたが、
後方から猛スピードで何かが迫ってくるのに気付きます。
そう、それはルッキーニを乗せてシャーリーが漕ぐボートでした。
シャーリー「勝負だ、赤ズボン隊。」
シャーリーの挑戦にマルチナとフェルは簡単に乗りますが、
肝心のボートを漕ぐルチアナは迷惑そうです。
ルッキーニの提案でゴールは美しいリアルト橋になり、
フェル隊長に煽られルチアナもやむなく勝負を受けて立ちます。
流石に慣れているのか、ルチアナの漕ぐボートは凄いスピードで
シャーリー達の前を進んでいきます。
「お尻ペンペン。」マルチナは得意げにルッキーニを挑発、
苛立つルッキーニはシャーリを煽り、
シャーリーの漕ぐボートは徐々に3人のボートに接近します。
ここで負けず嫌いなフェル隊長はルチアナに
魔法力を使うことを命令し、耳と尻尾の生えたルチアナの
漕ぐボートは瞬く間にシャーリ達との差を再び空けます。
「そっちがその気なら」シャーリーも勢いづいて魔法力を発動し、
凄まじいスピードで3人のボートを抜きさります。
「お尻ペンペン。」嬉しそうに先程やられたことを
やり返すルッキーニでしたが、あまりのスピードに
ボートは止まらずに2人共空に吹っ飛ぶ羽目に。
冷静なルチアナは呆れて「飛んだ…。」と眺めます。
シャーリーが「背伸びたな。」という程
大きなタンコブを作ったルッキーニ。
軽い治癒魔法が使えるフェル隊長が治療してあげましたが、
それでも「ムジュムジュする~。」と完治はしていない様子。
芳佳の治癒魔法ならこうはならないと、
ついルッキーニはフェル隊長と芳佳を比較しますが、
彼女がオペレーションマルスで魔法力を失ったことを
思い出し、少し暗いムードになります。
シャーリー「あいつ今、何やってるかな。」
・
とシャーリーが空を見上げて感傷に浸っていると、
突如としてヴェネチィアの空にネウロイが襲来します。
何でここに?
オペレーションマルスによってロマーニャから
ネウロイの巣が無くなった以上、この周辺にネウロイが
襲来することは難しい筈です。
ルチアナが無線で状況を確認しようとしますが、
何故か通信をすることが出来ません。
とにかくシャーリーとルッキーニはすぐに
ストライカーユニットを履いて出撃して行きます。
フェル隊長は赤ズボン隊もすぐに出撃するように
呼びかけますが、ただボートの練習に来ていた3人は
ストライカーユニットを携行していませんでした。
フェル隊長「ムキーッ!とにかく行くわよ。」
油断していたのでしょうが、
肝心な時にストライカーユニットを持ってきてないって、
こいつら今回ただの役立たずなんじゃないか?
そんな予感が強烈にするシーンでした。
・
そんな赤ズボン隊をよそに、
ネウロイのもとに辿り着くシャーリーとルッキーニ。
ネウロイは市街地にビームを撃とうとしますが、
素早くルッキーニが回りこんでシールドで防ぎます。
こんな所で戦っては街に被害が出るのは目に見えているので、
シャーリーが両足(お尻)を振ってネウロイを沖に誘い出します。
余談ですが、TV版ではよくおっぱいの描写が話題になった
ストライクウィッチーズですが、本作ではこのシーンの様に
むしろお尻のアップシーンが非常に目立っていました。
必死にネウロイと戦おうとするシャーリーですが、
高速で追尾するネウロイはサツマイモ状の形態から、
胴体中央部を輪で囲んだ戦闘形態へと変形して襲ってきます。
シャーリー「こいつ強いぞ!」
そう、ヴェネツィアに来襲したこのネウロイは、
冒頭でハイデマリーが戦ったのと同じネウロイです。
(映画パンフによるとX-23と呼ばれる奴の様です。)
なかなかネウロイを倒せず苦戦するシャーリーですが、
ルッキーニが声を掛けたことで、街の建物の上に立ち
「おにぎり、おにぎり。」と両手を頭の上に上げて
三角の印を作るマルチナの姿を見つけます。
(※「おにぎり、おにぎり。」の部分は私の勝手な想像です。)
当初シャーリーはマルチナのメッセージの意味がわからず
困惑しますが、ルッキーニがリアルト橋の方を指したことで
ようやく意図を理解します。
あの奇妙な動きの意味をすぐに理解出来たルッキーニは凄いですね。
同じロマーニャ人だからなのか、二人の発想が近いからなのか…。
早速シャーリーは一度は沖に誘い出したネウロイを、
再びヴェネツィアの狭く入り組んだ運河におびき寄せます。
高速で追いかけっこをするシャーリーとネウロイでしたが、
シャーリーが橋の下をくぐった直後、
ルチアナに足首を掴まれたフェル隊長が逆さ吊りの状態で
シールドを展開し、ネウロイの行く手を遮ります。
フェル隊長「あんたは通さないわよ。」
急に前を塞がれた形のネウロイは止む無く急減速し、
ほぼ直角に進路を変えて上へと逃れますが、
上空で待ち構えていたルッキーニにまんまと撃破されたのでした。
シャーリー、ルッキーニと赤ズボン隊の連携によって
突如現れたのネウロイの脅威を退けることに成功しましたが、
そもそも先ほどのネウロイはどこに潜んでいたのでしょうか?
ルッキーニは不安そうに「もういないよね。」と
シャーリーに問いかけますが、シャーリーとしても
「ならいいんだが。」としか答えられませんでした。
・
以上でシャーリー、ルッキーニと赤ズボン隊の活躍する
ヴェネツィア編は終わりです。
一応赤ズボン隊の頭を使った作戦が功を奏して
ネウロイを撃退した訳ですが、やはり個人的に赤ズボン隊が
ストライカーユニットを持って来ていなかったというのが気になりました。
別に不満だった訳ではないですが、何故わざわざ…というのがわかりません。
この後の展開とも関わるのですが、本作はストライカーユニットを
履かずにウィッチが活躍するシーンが多かった様に思います。
まあアニメ以外では陸戦ウィッチとかもいる訳ですが、
赤ズボン隊の活躍振りはあれで良かったのでしょうか。
まあでも若干面白キャラポジションなことを考えれば、
普通に活躍するよりあの方が良かったのかもしれませんね。
そんなこんなで感想4、天城編に続きます。
感想の続きを今更ながら書きます。
今の目標はDVD発売前までの感想完結です。
【追記】劇場版感想はこの回で挫折しました。すみません。
2013/10/3
一応感想2からの続きで、
ヴェネツィアでのシャーリー、ルッキーニと
赤ズボン隊の3人が活躍する部分を書きますが、
ノベライズ版では時間的に少し遡ったエピソードも書かれており、
映画を見た方も読んでみると面白いと思います。
◆"ヴェネツィア編"
・
宮藤芳佳が空母天城で欧州留学に出発したのと同日、
ヴェネツィア公国ではシャーリー
(シャーロット・E・イェーガー大尉)が
ルッキーニ(フランチェスカ・ルッキーニ少尉)を
乗せたボートを漕いで川から街を眺めていました。
シャーリー「このあたりも随分復旧したなあ。」
2人の見る街並みは、ネウロイによる破壊から
今まさに復旧している途上のものです。
のんびりとボート上で寝そべっていたルッキーニは
何かを見つけて急に声を弾ませます。
「レガタストリカだ!」ルッキーニが見つめる
先には複数のボートの姿が見えます。
どうやらゴンドラによるスピードレースの
練習をしている様で、これも解散した501部隊の活躍によって
ロマーニャのネウロイが倒されたからこその光景です。
ところでシャーリーはスピードレースという言葉に
敏感に反応し不敵な笑みを浮かべています。
・
2人の会話の届かぬ場所で、
赤いズボンを履いた3人のウィッチが同じ
ヴェネツィアの川の上でボートに乗っていました。
ボートに乗っているのは504アルダーウィッチーズの赤ズボン隊3人。
ルチアナ・マッツェイ(CV広橋涼):ボートの漕ぎ手の長身ウィッチ。
マルチナ・クレスピ(CV水橋かおり):ちっちゃい子。
フェルナンディア・マルヴェッツィ(CV森永理科):通称フェル隊長。
ここでわざわざ声優の方の名前を出したのは、
赤ズボン隊の3人の声が非常によくはまっていたからです。
赤ズボン隊の3人はレガタストリカ優勝に向けて練習している際中でしたが、
後方から猛スピードで何かが迫ってくるのに気付きます。
そう、それはルッキーニを乗せてシャーリーが漕ぐボートでした。
シャーリー「勝負だ、赤ズボン隊。」
シャーリーの挑戦にマルチナとフェルは簡単に乗りますが、
肝心のボートを漕ぐルチアナは迷惑そうです。
ルッキーニの提案でゴールは美しいリアルト橋になり、
フェル隊長に煽られルチアナもやむなく勝負を受けて立ちます。
流石に慣れているのか、ルチアナの漕ぐボートは凄いスピードで
シャーリー達の前を進んでいきます。
「お尻ペンペン。」マルチナは得意げにルッキーニを挑発、
苛立つルッキーニはシャーリを煽り、
シャーリーの漕ぐボートは徐々に3人のボートに接近します。
ここで負けず嫌いなフェル隊長はルチアナに
魔法力を使うことを命令し、耳と尻尾の生えたルチアナの
漕ぐボートは瞬く間にシャーリ達との差を再び空けます。
「そっちがその気なら」シャーリーも勢いづいて魔法力を発動し、
凄まじいスピードで3人のボートを抜きさります。
「お尻ペンペン。」嬉しそうに先程やられたことを
やり返すルッキーニでしたが、あまりのスピードに
ボートは止まらずに2人共空に吹っ飛ぶ羽目に。
冷静なルチアナは呆れて「飛んだ…。」と眺めます。
シャーリーが「背伸びたな。」という程
大きなタンコブを作ったルッキーニ。
軽い治癒魔法が使えるフェル隊長が治療してあげましたが、
それでも「ムジュムジュする~。」と完治はしていない様子。
芳佳の治癒魔法ならこうはならないと、
ついルッキーニはフェル隊長と芳佳を比較しますが、
彼女がオペレーションマルスで魔法力を失ったことを
思い出し、少し暗いムードになります。
シャーリー「あいつ今、何やってるかな。」
・
とシャーリーが空を見上げて感傷に浸っていると、
突如としてヴェネチィアの空にネウロイが襲来します。
何でここに?
オペレーションマルスによってロマーニャから
ネウロイの巣が無くなった以上、この周辺にネウロイが
襲来することは難しい筈です。
ルチアナが無線で状況を確認しようとしますが、
何故か通信をすることが出来ません。
とにかくシャーリーとルッキーニはすぐに
ストライカーユニットを履いて出撃して行きます。
フェル隊長は赤ズボン隊もすぐに出撃するように
呼びかけますが、ただボートの練習に来ていた3人は
ストライカーユニットを携行していませんでした。
フェル隊長「ムキーッ!とにかく行くわよ。」
油断していたのでしょうが、
肝心な時にストライカーユニットを持ってきてないって、
こいつら今回ただの役立たずなんじゃないか?
そんな予感が強烈にするシーンでした。
・
そんな赤ズボン隊をよそに、
ネウロイのもとに辿り着くシャーリーとルッキーニ。
ネウロイは市街地にビームを撃とうとしますが、
素早くルッキーニが回りこんでシールドで防ぎます。
こんな所で戦っては街に被害が出るのは目に見えているので、
シャーリーが両足(お尻)を振ってネウロイを沖に誘い出します。
余談ですが、TV版ではよくおっぱいの描写が話題になった
ストライクウィッチーズですが、本作ではこのシーンの様に
むしろお尻のアップシーンが非常に目立っていました。
必死にネウロイと戦おうとするシャーリーですが、
高速で追尾するネウロイはサツマイモ状の形態から、
胴体中央部を輪で囲んだ戦闘形態へと変形して襲ってきます。
シャーリー「こいつ強いぞ!」
そう、ヴェネツィアに来襲したこのネウロイは、
冒頭でハイデマリーが戦ったのと同じネウロイです。
(映画パンフによるとX-23と呼ばれる奴の様です。)
なかなかネウロイを倒せず苦戦するシャーリーですが、
ルッキーニが声を掛けたことで、街の建物の上に立ち
「おにぎり、おにぎり。」と両手を頭の上に上げて
三角の印を作るマルチナの姿を見つけます。
(※「おにぎり、おにぎり。」の部分は私の勝手な想像です。)
当初シャーリーはマルチナのメッセージの意味がわからず
困惑しますが、ルッキーニがリアルト橋の方を指したことで
ようやく意図を理解します。
あの奇妙な動きの意味をすぐに理解出来たルッキーニは凄いですね。
同じロマーニャ人だからなのか、二人の発想が近いからなのか…。
早速シャーリーは一度は沖に誘い出したネウロイを、
再びヴェネツィアの狭く入り組んだ運河におびき寄せます。
高速で追いかけっこをするシャーリーとネウロイでしたが、
シャーリーが橋の下をくぐった直後、
ルチアナに足首を掴まれたフェル隊長が逆さ吊りの状態で
シールドを展開し、ネウロイの行く手を遮ります。
フェル隊長「あんたは通さないわよ。」
急に前を塞がれた形のネウロイは止む無く急減速し、
ほぼ直角に進路を変えて上へと逃れますが、
上空で待ち構えていたルッキーニにまんまと撃破されたのでした。
シャーリー、ルッキーニと赤ズボン隊の連携によって
突如現れたのネウロイの脅威を退けることに成功しましたが、
そもそも先ほどのネウロイはどこに潜んでいたのでしょうか?
ルッキーニは不安そうに「もういないよね。」と
シャーリーに問いかけますが、シャーリーとしても
「ならいいんだが。」としか答えられませんでした。
・
以上でシャーリー、ルッキーニと赤ズボン隊の活躍する
ヴェネツィア編は終わりです。
一応赤ズボン隊の頭を使った作戦が功を奏して
ネウロイを撃退した訳ですが、やはり個人的に赤ズボン隊が
ストライカーユニットを持って来ていなかったというのが気になりました。
別に不満だった訳ではないですが、何故わざわざ…というのがわかりません。
この後の展開とも関わるのですが、本作はストライカーユニットを
履かずにウィッチが活躍するシーンが多かった様に思います。
まあアニメ以外では陸戦ウィッチとかもいる訳ですが、
赤ズボン隊の活躍振りはあれで良かったのでしょうか。
まあでも若干面白キャラポジションなことを考えれば、
普通に活躍するよりあの方が良かったのかもしれませんね。
そんなこんなで感想4、天城編に続きます。
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