スマイルプリキュア!第32話「心を一つに!プリキュアの新たなる力!!」感想1

    スマイルプリキュア第32話感想です。

    先週の31話は感想書くのをサボったのですが、
    そんな時に限って続きもののエピソードで、
    前回みゆき以外の4人が捉えられた
    なまけ玉からの脱出を目指します。

    今回は過去のエピソードを良く活かした回でした。



    ◆"なまけ玉の世界へ"


    ジョーカーによってなまけ玉に捉えられた
    あかね、やよい、なお、れいかの4人。

    何故か1人だけ見逃して貰ったみゆきと、
    相手にされなかったポップとキャンディが
    「みんなー。」と劇画調の絵で叫んでOP突入。


    皆を返す様に叫ぶみゆきに対しジョーカーは、
    「このなまけ玉の中はとーっても楽なんですよ。
    この中に居れば、悩んだり落ち込んだり
    辛いことは何もありません。もう頑張る必要も無いんです。」
    全てを怠惰な世界にしようとする
    ピエーロの部下らしい作戦ですね。

    しかしこれは非常に危ない。
    ここ最近夏休みの宿題エピソード等で
    スマプリメンバーの徹底的な駄目人間振りが描かれており、
    罠に掛かるまでも無く怠けそうな連中です。
    ですが捉えられた4人の中には優秀なれいかさんがいます。
    みゆきが助けてくれなくても何とかなりそうな気がします。

    折角ジョーカーに見逃して貰ったみゆきでしたが、
    皆を助けるために自ら志願してなまけ玉の中に入ることに。
    ジョーカーからすれば飛んで火に入る夏の虫です。

    ジョーカー「どうぞどうぞ。但し、この中に入れば
    あなたも何もかも忘れて怠けてしまいますよ。」
    みゆき「私は絶対にそうはならない。
    どこから来るんだ、この自信は。
    ジョーカー「おバカさんですねぇ。

    みゆきは強い覚悟の表情でなまけ玉の中に入って行きました。


    ふと気がつくと、みゆきは制服姿で教室の机に伏して寝ていました。
    状況が理解出来ず戸惑うみゆきの近くにはあかね達4人が立っており、
    みゆきに一緒に帰る様促します。

    部活は?と尋ねても、
    なお「そんなの疲れるだけだからやらなくていいよ。」と答え、
    やよいの提案で遊園地に行く事に決まりました。

    まるで夢を見ている様に、訳が分からないながらも
    その場の状況を受け入れるみゆき。
    教科書の類をカバンに詰めているうちに
    先に行ってしまった4人を追って教室から走り出ます。

    校舎を出て走っている途中に先生とすれ違い、
    皆の様子がおかしいと訴えるみゆきでしたが、
    先生「難しいことは考えないで。ほら、皆が呼んでますよ。」
    と、この状況を肯定する言葉を返されてしまいます。
    みゆきは「何か変だな?」と疑問を持ちつつも
    すっきりしないまま校門で待つ4人に走りよります。


    校門で待つ4人に向かって走っていた筈のみゆきでしたが、
    ふと気がつくとそこは遊園地になっていました。
    まさに夢でよくある、気づくと場面が変わっているパターンです。

    遊園地の名は「BAD END」と如何にもな感じですが、
    なまけ玉の中にいるみゆきには、違和感を覚えても
    はっきりと状況を理解することが出来ません。

    そしてみゆきを呼ぶ声に気付いて振り向くと、
    あかね達4人が遊園地の丸いテーブルを囲んで座っています。
    この場面、私は丸テーブルを囲んで座る4人を見て
    思わずプリキュア5を思い出しました。

    話の流れは異なりますが、敵の仕掛けによって
    4人が別の世界に閉じ込められて気力を失ってしまい、
    そんな4人をピンクの子が助けに来るという構図は
    Yes!プリキュア5の第24話とまったく同じです。
    (プリ5の時は怠けてた訳じゃなくて絶望してたんですが。)


    なまけ玉を覗いてほくそ笑むジョーカー。
    みゆき達のピンチにキャンディはポップの制止も聞かず
    自ら再びなまけ玉の中へと入っていきます。
    (キャンディは先週一度なまけ玉に閉じ込められていました。)

    ジョーカー「馬鹿な妖精ですねぇ。
    プリキュア共々一生なまけ玉の中に居るが良い。
    ロイヤルクロックの力が復活されては厄介ですからねぇ。」
    "馬鹿な"の台詞に力が入り、強く見下している様子が伺えるジョーカー。
    わかっていたことですが、性格の悪さが滲み出ています。

    ロイヤルクロック云々は、視聴者に一々狙いを説明してくれる
    いつもの親切な台詞ですが、プリキュアを中々倒せないから
    閉じ込めればいいというのは悪くない発想です。
    (マジョリーナが遊園地回でやったばかりですが。)

    ただ、歴代の敵達がプリキュアを分断しようとしてきたのに、
    わざわざプリキュアの仲間達を一箇所に集めさせるのは
    得策では無いのではないでしょうか?

    ◆”自分で考え自分で決める”


    場面は再びなまけ玉内の遊園地。
    あかね「ここじゃ何でも食べ放題。」
    やよい「乗り物も乗り放題。」
    なお「遊びたいだけ遊んで。」
    れいか「好きなだけ寝ててもいいんですよ。
    まさかれいかさんまで毒されているとは…、
    最後の希望が絶たれた気分です。
    しかしよりによってれいかさんの口から
    好きなだけ寝ててもいいなんて言葉を聞くとは意外です。
    どちらかと言うとみゆきが望みそうなことなのに。

    やよい「学校も無い。宿題も無い。」
    なお「嫌なことは何一つ無い。」
    あかね「皆見てみ。楽しんでるやろ。」
    徐々にこの世界を受け入れてしまうみゆきに対し、
    4人は美味しそうなお菓子を山ほど差し出してきます。

    受け取ったドーナッツを嬉しそうに一口食べた途端、
    みゆきの目からは生気が消え、まどろむ様な声で
    「美味しい。」と呟きます。
    それを見つめる4人の目からも光は失われており、
    5人全員なまけ玉の世界に取り込まれてしまいました。
    みゆき「何だかもう考えるのがどうでも良くなっちゃった。」


    しかし、怠惰な世界に心を蝕まれ虚ろに笑うみゆきの耳に
    何処からか叫び声が聞こえきて、空を見上げた瞬間に
    落ちてきたキャンディと顔面がぶつかり合います。

    衝撃で椅子から転げ落ちるみゆきでしたが、
    キャンディを見るとすぐに這い寄って「可愛い。」と言い、
    抱き上げたキャンディに
    「あなたは犬さん?猫さん?タヌキさん?お名前は?」
    と尋ねます。
    そう、既にキャンディのことすら忘れてしまっていたのです。

    ショックで泣き出しそうなキャンディに対し
    「えーと、誰だっけ。」とにべもないみゆき。
    咄嗟にキャンディはテーブルの上のクッキーを6等分し、
    それをみゆきに見せることで記憶を呼び覚まそうとします。

    6等分したクッキーは、先週の放送でみゆきがキャンディに、
    お菓子は皆で食べた方が美味しいと教えた際に見せた物でした。
    (5gogoの映画、お菓子の国のハッピーバースディにおいて、
    ムシバーンがシャイニングドリームとの壮絶な死闘の末に
    理解した真理を、いともあっさり説明していました。)

    キャンディ「1人より皆でハッピーって感じるほうが、
    ウルトラハッピーになれるクル。
    みゆきがキャンディに教えてくれたクル。」
    みゆき「面倒臭いよ、考えるの。
    キャンディ「大切なことは、
    ちゃんと自分で考えなきゃ駄目クル。

    それまで考えることを拒否していたみゆきの心ですが、
    キャンディの”大切なこと”という言葉が引っかかり、
    表情に変化が表れ始めます。

    キャンディ「ちゃんと自分で考えて、自分で決めるクル。
    キャンディの言葉を受けて、自分がキャンディに教えて上げた時のことを
    思い出すみゆき。「あっ」と口を開き、目には光が戻りました。

    この場面、キャンディの台詞は至言ですね。
    大切なことは自分で考え、自分で決める。
    大人になると、このことの重要性を痛いほど感じますが、
    (つまり考えなかったことで後悔した経験があるということです。)
    残念なのは人生経験を積まないとあまり理解出来無いということです。
    その意味でプリキュアを見ている子供達に
    どれ程の教育効果があるかは疑問ですが、
    しかしまさかこれほどの至言をキャンディに言われるとは。
    そう言えば囚われのキャンディをバッドエンド王国に助けに行く際、
    みゆき達はそれぞれ自分で考えてどうするべきか決めたのでしたね。
    作品の作り手側が特に伝えたいメッセージなのかもしれません。


    正気に戻ったみゆきは、必死になって他の4人に訴えかけますが、
    既に怠惰な心が根付いた4人は容易には正気に戻りません。
    みゆき「思い出した。飲み込まれちゃうとこだった。」
    「皆しっかりして、ここはジョーカーが作った嘘の世界なんだよ。」
    「私達プリキュアになって一緒に戦ったじゃない。」
    なお「プリキュア?」
    あかね「何言うてんの?」

    みゆき「今まで皆で頑張ってきたじゃない。」
    なお「頑張ったってしょうが無いよ。」
    やよい「頑張るって辛いし面倒だし。」
    あかね「しんどいだけなら、最初から頑張らん方がええやん。」
    れいか「なにより、楽ですし。」

    やよい「そう考えたら、どうでも良くなっちゃった。」
    れいか「何だか眠くなって来ました。」
    その場で眠りだす4人、みゆきはあかねの肩を必死に揺すって
    泣きながら起こそうとしますが、目を開けてみゆきを見たあかねは、
    「あんた、誰?」とあまりに辛い言葉を投げかけます。

    大事なことは自分で考え、自分で決める。
    自分の望む未来のために一生懸命頑張る。
    どちらも大切ことは分かりますが、理屈は理解出来ても
    ついつい楽な方に流れてしまうのが人間の弱さです。
    あかね達4人が自分の弱い部分を見ているようで辛い。

    そんな時、キャンディに何か良いアイデアが浮かんだ様です。
    「そうクル。みゆき、この世界をハッピーシャワーで浄化するクル。」
    よく分かりませんが、ハッピーシャワーなら浄化出来るのでしょうか?

    キャンディのアイデアにのったみゆきはすぐにキュアハッピーに変身。
    今週の変身シーンは(恐らく)久々の単独フルバージョンです。
    この時点で他の4人が今週は変身しないことを薄々感じました。

    変身を終えたハッピーは直ちに「気合だ気合だ!」と、
    気合をチャージして、なまけ玉の作るこの怠惰な世界の空に向けて
    ハッピーシャワーを放って絶叫します。
    ハッピー「はあああーーーー!
    (ハッピー役の福圓さんの喉がさらにやられそうな叫びです。)

    「絶対皆で元の世界に戻る」という思いの強さ故か、
    いつも以上に高火力なハッピーシャワー。
    果たしてこの世界を浄化出来るのでしょうか。
    という所で前半パート終了。


    ロイヤルクロックにキュアデコルを入れるシーンから始まるアイキャッチ。
    今週のCM前アイキャッチキャラであるプリンセスフォームの
    キュアビューティーにポーズや目付きが可愛い。
    まあ、このアイキャッチで描かれるキャラはどれも可愛いんですが。


    今回のエピソードは、私の様な自分の駄目さ加減を
    自覚している人間にとってかなり酷なものです。
    プリキュアよりも私の方が早くなまけ玉から抜け出さねば。

    感想2に続く。
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    30歳代のプリキュアファン。
    ミュージカルやライブなど、
    プリキュア関連イベントにも参加。
                        
    アイコンは漫画家の
    「かずといずみ」先生に描いていただいたキュアピーチです。

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