ドキドキ!プリキュア第5話「うそ!キュアソードってあの子なの??」感想2

    ドキドキ!プリキュア第5話感想1の続きです。

    ジコチューの元になったアイドルの唇の描写に悪意を感じた。



    ◆マナの大切なこと


    さて、マナ達がマネージャーさんに
    連れてきて貰ったスタジオでは、
    まこぴーの歌の収録がされています。

    因みに歌声は勿論、まこぴー役の宮本佳那子さんです。
    プリキュアファン的には独特の声質の歌が
    印象に残っているかと思いますが、
    今回もやはり声質は同じです。(当たり前です。)

    別に悪いとは思いませんが、この歌声が
    大人気と言われても、私はちょっと釈然としません。


    少し時間を遡り、マナが反省していた別室。

    マネージャーさんが言うには、
    まこぴーは自分の歌を聞いた人が
    笑顔になってくれることを願っているそうで、
    だからこそ真剣に向き合っているんでしょうね。

    マネージャーがマナに、
    「あなたにもそういうの、無い?」
    と尋ねると、マナは自分にまこぴーを重ねることで、
    改めて彼女の気持ちと自分の行為のまずさに思い至り、
    彼女に謝りたいと言い出します。

    マネージャー
    「わかった。時間を作ってあげるわ。」
    こうしてマナ達はスタジオに連れてきて貰ったのでした。
    いやー良い人ですね、マネージャーさん。


    真剣に歌うまこぴーと、それを見つめるマナ達。
    と、その脇で先に歌の収録を終えていた別のアイドル
    (何故かたらこ唇)はまこぴーの人気に嫉妬を抱き始めます。

    しかしすぐ、芽生え始めた嫉妬心を打ち消すように
    自分の歌やダンスの未熟さを反省する彼女。
    ところが、消えかかった嫉妬心をマーモが利用して
    星の形のジコチューにしてしまします。

    基本的にジコチューを作られる人って
    ちゃんと身勝手な発想だと一度反省するんですよね。
    それなのにジコチューにされるんじゃどうしようもないな。


    星形のジコチューは、元になった人物の嫉妬心を反映し、
    まこぴーを狙って空中から突進してきます。

    マナ、六花、ありすの3人は、
    まこぴーを守る為にすぐにプリキュアに変身します。

    ジコチュー
    「あなた達…。さては、新人アイドルユニットね。」

    アイドル視点のジコチューの発想と、
    プリキュアであることによる妙な格好が組み合わさり、
    変な誤解を受ける3人。

    ジコチュー
    「若い芽は、早い所摘まなきゃ。
     この業界は、甘くな~い。」
    「新人のくせに生意気ね。でも覚えておきなさい。
     これがスターの…輝き!」

    ジコチューはスターの輝きこと太陽拳で目眩ましし、
    プリキュア達をなぎ払います。


    プリキュア達を退けた後、
    ジコチューはまこぴーにも同じスターの輝きを使い
    体当たりで壁に叩きつけると、
    物騒な名前の技を繰り出します。
    「ライバル クラッシュ!」
    ただの回転体当たりです。

    危ないところでしたが、
    間一髪でジコチューを受け止めるキュアハート。
    キュアハート「誰にも邪魔させない。
    ここはまこぴーの大事なステージなんだから。」

    まこぴーの真剣な思いに気付いたキュアハートは、
    その思いを守るために必死に戦います。
    その様子に目を見張るまこぴー。何かを感じた様です。

    しかし、先程と同じスターの輝きを使われ、
    またしても薙ぎ払われるキュアハート。
    助けに向かうダイヤモンドやロゼッタも
    あっけなく倒されてピンチになります。
    当番回以外のプリキュアは弱いな~。


    ジコチューがプリキュア達にとどめを刺そうとした時、
    突如照明が消え、ステージ上をスポットライトが
    照らし出します。
    その中心には、変身シーンなしで佇むキュアソードが!

    ジコチューはキュアソードに対しても
    代わり映えの無いスターの輝きを使いますが、
    ソードは目をつぶって華麗に攻撃を避けて
    逆に相手を蹴り飛ばします。

    マーモ「見えてるの?」
    ソード「こんな攻撃、見なくても避けられるわ。」

    キュアソードはそのまま格闘戦で
    ジコチューを圧倒すると、
    ダビィの力を借りて必殺技を放ちます。
    ソード「閃け、ホーリーソード!」

    瞬く間にジコチューを倒すソードと
    それを見て退散するマーモ。
    他の3人のプリキュア達もあまりの強さに呆然とします。

    ハート
    「あの、ありがとう。」
    ソード
    「私はただ、ジコチューを野放しにしたくなかっただけよ。」
    ハート
    「あっ…。」
    ソードは仲間になることもなく、
    そのまま行ってしまいます。


    後日、マナ宅でまこぴーの歌番組を見る3人。
    無事収録が行われたのは良かったですが、
    結局マナはまこぴーに謝ることが出来ませんでした。

    その時、玄関の方で物音がするので振り返ると、
    ハミィの様な影が封筒を置いて立ち去っていきます。
    宛名は相田マナ様、差出人はDB…?
    ありすが言うにはまこぴーのマネージャーさんだとか。

    また別の日、まこぴーの握手会の会場で
    マナは大勢ファンの列に並び、まこぴーの再会します。
    マネージャーさんの図らいで入場出来たのでしょう。

    先日の謝罪をした後、マナはまこぴーの歌と同様、
    自分もやりたいことに気付いたと話します。

    まこぴー
    「あなたのやりたいことって、何?」
    マナ
    みんなの笑顔を守ることです。

    人が何かを大切に思う気持ちに気付き、
    そんな気持ちを守りたいと思うようになった、
    ということでしょうか。

    言いたいことを言うと、マナは一ファンとして
    まこぴーと握手をして貰います。
    まこぴーは「次の人が待ってるから。」と
    すぐよそよそしい態度を取りますが、
    マナを見る目が変わったのは明らかです。

    そして去り際に父から作って貰ったという
    桃まんを渡すマナ。因みにこういう場で
    食べ物を渡すのは良くないですよ。
    (受け取る側が安全性を確認出来無いので。)

    六花
    「上手くいったみたいね。」
    ありす
    「でも、真琴さんへの疑いは残ったままですわ。」
    お、まだキュアソードの正体を巡って話を引っ張るか。

    ◆次回予告・まこぴー酷すぎ

    次回はまこぴーがマナの家で
    料理番組の収録を行うそうです。

    マナ
    「まこぴー、野菜を洗うのに洗剤を使っちゃ駄目。」
    六花
    「きゃー、卵を握り潰さないで!」
    ありす
    「凄いですわ。まな板まで切ってしまいましたわ。」

    今は何も言わず、
    どんな話しか楽しみに待つとしましょう。




    今まで立場的にマナ達は
    戦う理由が特段ありませんでした。
    (周囲の人が危機に陥るので助けているだけ。)

    しかし今回の話で、他人の笑顔を守りたいという
    純粋な気持ちが動機だと(マナ自身)分かりました。

    やっぱりプリキュアのヒロインって
    真面目な子が多いですね。
    彼女の気持ちが1年後にどんな結末を迎えるか、
    この先紡がれていく話が楽しみです。

    それでは今回はこの辺で。
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    30代のプリキュアファン。
    ミュージカルやライブなど、
    プリキュア関連イベントにも参加。
                        
    アイコンは漫画家の
    「かずといずみ」先生に描いていただいたキュアピーチです。

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